江戸川乱歩誕生120周年、没後50年を記念して、真矢ミキ主演でドラマ化される不朽の名作『黒蜥蜴』（関西テレビ・フジテレビ系、12月22日21:00）に、剛力彩芽の出演が決定。コメントを発表した。

『黒蜥蜴』は、財宝から軍事機密まで、金になるありとあらゆる“美しいもの”を盗み出す謎の女怪盗・黒蜥蜴と警視庁副総監・明智小五郎が繰り広げる頭脳戦を描いた物語。黒蜥蜴役の真矢ミキ、明智小五郎役に渡部篤郎、明智の部下で右腕の刑事・小林芳雄役の竜星涼、黒蜥蜴の忠実な部下役に里見浩太朗の出演が発表されている。剛力が演じるのは、事件の鍵を握る令嬢・岩瀬早苗役で、黒蜥蜴と明智の間で繰り広げられるバトルにも影響を与える重要な役どころだ。

剛力は出演について「以前、本にまつわるドラマ（『ビブリア古書堂の事件手帖』）をやった時に、確実に出てくる作家さんだったので、今回その世界に入れるというのがすごく嬉しかったです！」と喜びを語り、演じる早苗については「親に反発しながらも、感謝の気持ちは忘れてはいけないというような微妙な表情の作り方や、礼儀はしつけられているだろうなというところを意識しながら演じました」と振り返り、「いい子ぶってはいるけど、裏では何か考えているみたいなところが見えたら」とアピールした。

そして、真矢との初共演については「クランクイン初日にお会いしたときに“年上ですが後輩です！”とおっしゃってくださって……。なんて素敵な方なのだろうと思いました！」と語り、「一緒にアクションシーンをしたところで、“私たち気が合うみたいね”って、さらっとおっしゃっていただいて……。それがすごく嬉しくて忘れられないです」と現場でのエピソードを披露した。一方の真矢は剛力について「早苗という父親に溺愛されて大切に育てられ、でもそこが心の中では複雑に育ってしまったという部分までが本当にぴったり見える方で、なんというナイスキャスティングなんだと感激しました」と絶賛している。