黛英里佳と逢沢りな“抱き合うのは普通”昼ドラ『新・牡丹と薔薇』激しすぎる姉妹愛を語る

公開: 更新:

昼ドラが誇る“ドロドロ愛憎劇”の代名詞の一つとして数えられる『牡丹と薔薇』(2004年、東海テレビ・フジテレビ系)が、新キャストでリメイクされ、11月30日より『新・牡丹と薔薇』となってスタートする。主人公・小日向ぼたん役を演じる黛英里佳、ぼたんと異父姉妹の小日向美輪子役を演じる逢沢りなが取材会に出席した。

大河内奈々子と小沢真珠が姉妹役を演じ、「役立たずのブタ!」などのセリフが大きな話題となり「ボタバラ旋風」を巻き起こした前作。本作でも「盛りの付いた雌ネコ」「あばずれ女」など、その過激な魅力は健在だ。黛は「人生で口にしたことのないようなセリフがあるので、台本を読んだ時から言うのを楽しみにしていました」と話し、「これを楽しみにしている視聴者の方も多いと思うので、ぜひ楽しんでいただきたいです」とアピール。一方、逢沢は、恋人に金魚を飲ませるシーンについて「実際に飲むわけにはいかないですが、本当は飲んで欲しかったです(笑)」と美輪子さながらに語り、「本当に過激なことばかりしているので麻痺しちゃっています」と茶目っ気たっぷりに語った。

また、強烈なまでの姉妹の愛情が描かれることについて聞くと、黛は「こんなにも激しくも純粋で、複雑な姉妹愛があるんだ。どうしたら美輪子ちゃんをこんなになるまで愛せるのか……。しっかりと監督と会話をして、実際に演じてみてやっと姉妹になれた」と語り、逢沢も「私自身も姉がいるのですが、こんなにべったりすることはないですよね。本当にぼたんと美輪子が毎日のように抱き合うので信じられないと思うのですが、毎日撮影していて、抱き合うのも普通になりました(笑)」と、2人の関係を語っていた。

<物語>
18歳の女子高生・眞澄は、交通事故死した恋人・藤岡の女児を出産するが、母親の反対によって養子に出されてしまう。大学4年の時、薔薇園を経営する小日向崑一と知り合い、結婚。崑一は前妻・世奈子との間に4歳になる“ぼたん”という女の子がいた。眞澄は、ぼたんを見るなり、かつて養子に出した娘の生まれ変わりと信じ育てた。やがて崑一との間に、薔薇のように美しい美輪子が誕生。3人の女児の誕生日は、奇しくも同じ12月28日だった。それから18年後。小日向一家は、明治期に等々力で薔薇園を拓いた祖父(英国人)の墓参に外国人墓地を訪ねる。その管理人・吉田多摩留は一目で美輪子を好きになり、様々な手を尽くして恋人関係となるが、母親の眞澄は大反対。強引に美輪子と多摩留を別れさせる。納得のいかない多摩留はストーカーとなり、やがては美輪子に殺意を覚え、そして事件が起こる……。

PICK UP