フジテレビが、11月17日（火）より総合エンターテイメントサービス「FOD（フジテレビオンデマンド）」（以下FOD）内にある「FOD LABO」にて“360度動画”の公開実験を開始。『360°水中パノラマ水族館』と『360°パノラマ花火大会』の360度映像を提供している。

360度動画は、全方位を撮影できる特殊なカメラを使って映像を撮影。ユーザーがスマートフォンを使ってこの動画を見ると、ジャイロセンサーと連動して上下左右前後の好きな角度の映像が表示される。動きと連動という意味では、最近話題のOculus RiftやPlayStation VRなどのヘッドマウントディスプレイに近い感覚で、映像を楽しむことが出来る。

『360°水中パノラマ水族館』は、ダイバーが魚たちにエサをあげる様子を、全方位撮影が可能なカメラにて撮影し、自由な視点で視聴できるインタラクティブなコンテンツ。どこを見ても魚たちに囲まれている映像は、まるで水槽の中に入ったかのような臨場感が味わえる。そして、『360°パノラマ花火大会』は、湖面に浮かんだ花火の打ち上げ台にカメラを設置し撮影。間近から花火が射出される大迫力映像と、空高く舞い上がっていく花火を同時に観ることができる。普通なら花火師でなければ見ることができない位置からの貴重な映像は必見だ。

今回配信される360度動画は、Mist Technologies株式会社が新規開発した“360度動画プレイヤー”によって再生。専用アプリなどは不要で、PC、スマートフォンなどのブラウザで視聴が可能だ。デバイスの環境により視聴できないことがあるので詳細はFOD LABOの推奨環境をご覧いただきたい。

また、現在FODで配信している4K動画『タイムトリップ軍艦島』を、世界遺産発表時の模様や、関係者のインタビューを加え再編集した『2015世界文化遺産登録　タイムトリップ軍艦島』も同日に配信開始している。

いずれのコンテンツも、11月18日（水）から11月20日（金）にかけて幕張メッセで開催する、音と映像と通信のプロフェッショナル展「Inter BEE2015」のフジテレビブースでも無料で視聴することができる。さらに、「Inter BEE2015」にてFODに会員登録すると、先着200名に360度動画用の「仮想眼鏡（360度スコープ）」と、FODで使用できるポイントクーポン券1,000ポイント（1,080円相当）分がプレゼントされる。