中川大志「涙なしには見られません」公開アフレコで『映画ちびまる子ちゃん』をアピール

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国民的アニメ『ちびまる子ちゃん』23年ぶりの劇場作品『映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』(12月23日公開)の公開アフレコが8日、都内スタジオで行われ、ゲスト声優として出演する中川大志、劇団ひとり、パパイヤ鈴木、渡辺直美、ローラが出席した。

原作者・さくらももこ自らが脚本を担当し、まる子の街に世界5カ国からやってきた子どもたちとの交流が描かれる本作。まる子の家にはイタリア人の少年・アンドレアがホームステイをすることになり、クラスメイトや外国の子どもたちと一緒に、静岡・清水を飛び出し、生まれて初めて大阪・京都旅行にでかける。

中川はアンドレアを演じ、劇団ひとりは、たまちゃんの家にお世話になるちょっと不思議なインド人の男の子・シン、パパイヤ鈴木は、食いしん坊なハワイの男の子・ネプ、渡辺はサンバを踊ることが大好きなブラジル人の女の子・ジュリア、そしてローラは、香港の女の子・シンニーの声をそれぞれ担当する。

公開アフレコでは、まる子とアンドレアが出会うシーンなどを実演。監督は、中川に「イタリアから来た子どもなので、まる子に気があるんじゃないか? というあやしい雰囲気を加えてほしい」と本番さながらにリクエスト。劇団ひとりは「これが本来やりたかったキャラクター像」と言って、スポットなどで公開されているキャラクターとは一線を画した野太い声でシンを表現。監督から「迫力はあったのですが……」とダメ出しされると、劇団ひとりは本番でも監督から「そういうのいらないです」と言われたことを明かし、「納得いかないです!(笑)インドを背負ってきているのに」と異議を唱えるなどして、集まった報道陣の笑いを誘っていた。

さらに、食事シーンの録音では、パパイヤ鈴木と渡辺直美が、監督から「動きを入れてリズム感を出してほしい」というリクエストを受け、派手なアクションを加えながら食事する様子を熱演。さらに、特に動きを要求されなかった中川もアクションを交えて声を吹き込むなど、盛り上がりを見せた。

最後に中川は「アンドレアとまるちゃんの甘酸っぱくて切ない恋の模様が描かれていて、お別れのシーンは感動しますし、涙なしでは見られません」と作品をアピールした。

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