伝説のドロドロ愛憎劇『牡丹と薔薇』黛英里佳&逢沢りなで12年ぶり復活

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大河内奈々子と小沢真珠が演じる姉妹の数奇な運命を描き、昼ドラが誇る“ドロドロ愛憎劇”の代名詞の一つとして数えられる『牡丹と薔薇』(2004年、東海テレビ・フジテレビ系)が、新キャストでリメイク。11月30日より『新・牡丹と薔薇』となってスタートする。主人公・小日向ぼたん役を演じるのは、連ドラ初主演となる黛英里佳、ぼたんとは異父姉妹となる小日向美輪子役を逢沢りなが演じる。

18歳の女子高生・眞澄は、交通事故死した恋人・藤岡の女児を出産するが、母親の反対によって養子に出されてしまう。大学4年の時、薔薇園を経営する小日向崑一と知り合い、結婚。崑一は前妻・世奈子との間に4歳になる“ぼたん”という女の子がいた。眞澄は、ぼたんを見るなり、かつて養子に出した娘の生まれ変わりと信じ育てた。やがて崑一との間に、薔薇のように美しい美輪子が誕生。3人の女児の誕生日は、奇しくも同じ12月28日だった。

それから18年後。小日向一家は、明治期に等々力で薔薇園を拓いた祖父(英国人)の墓参に外国人墓地を訪ねる。その管理人・吉田多摩留は一目で美輪子を好きになり、様々な手を尽くして恋人関係となるが、母親の眞澄は大反対。強引に美輪子と多摩留を別れさせる。納得のいかない多摩留はストーカーとなり、やがては美輪子に殺意を覚え、そして事件が起こる……。

ぼたんを演じる黛は、連ドラ初主演について「緊張している」と明かしつつ「この作品ならではのセリフがたくさん出てくるので、そのたびに『キタッ!』とテンションが上がっています(笑)お嬢様の設定ながら激しいセリフがあり、現場で言うのが楽しみです」と意気込みを語っている。

一方、逢沢は「前作が放送されたときはまだ小学生でしたが、それでもセリフの激しさや、物語のおもしろさが話題なったのは覚えています。今回も“THE昼ドラ”という内容で、“破壊力”もすごいです(笑)」とコメント。演じる美輪子については、「事態をどんどん複雑にしていく役ですし、前作で薔薇役を演じられた小沢真珠さんは同じ事務所の大先輩ですのでプレッシャーもありますが、視聴者の皆さんが『新・牡丹と薔薇』に釘付けになるよう、覚悟を決めて思い切り演じます!」と熱い思いを明かした。

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