有村架純『世にも奇妙』切ない物語に「印象的な作品ができた」と手応え

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女優の有村架純が、フジテレビ系で11月21日(土)に放送する『世にも奇妙な物語 25周年記念!秋の2週連続SP』の一篇「昨日公園」で主演することが決定した。

今回の2週連続スペシャルでは、21日に、視聴者による人気投票の上位作品を新たな出演者でリメイクする「傑作復活編」、28日に、日本を代表する映画監督&キャストで綴られる「映画監督編」を放送。有村が出演する「昨日公園」は、2006年に初放送され、男性親友2人の物語だったが、リメイク版では女性の親友同士という設定に変更される。

東京の大学に進学した美和(有村架純)は、幼少からの親友・隆子(福田麻由子)といつしか疎遠になっていた。久々の故郷で隆子と再会した美和は、その夜、隆子が事故死したことを聞いて驚がくする。やりきれない思いを抱えて立ち寄った公園で美和が見たのは、昨日と同じくフルートを吹く隆子の姿だった……。美和が隆子を死の運命から救おうと奔走する姿が描かれる。

有村に収録を終えた感想を聞くと「『世にも奇妙な物語』ならではの最終的にはぞっとしてしまうところもありながら、感動的な2人の表情などが印象的な作品ができたと思います」とコメント。「もし自分が美和だったら?」と問われると「なんとか一緒に時間を過ごします。繰り返して繰り返して……。でも自分自身も苦しくなるし相手も苦しくなるし、どこかで決断しなきゃいけなくなるのかな」と心境を明かし、「新しいものとして、記念として見ていただきたいです。奇妙な話ですが感動できる不思議なお話です。美和と一緒になって前のめりで見ていただけたらと思います」と作品をアピールしている。

また、隆子役を演じる福田は「私自身は全部知っているのに、隆子は何も知らず普通に過ごしているだけなので普通にしているのが難しかったです」と撮影を振り返り、「ちょっとしたことですれ違って終わってしまうことや、深かった関係が一瞬で消えてしまうということが日常にもあります。でももうどうにもできないという、それが切ないです」と本作の感想を語っている。

そのほか、野村周平が「イマキヨさん」、藤木直人が「ズンドコベロンチョ」のリメイク作品でそれぞれ主演することが発表されている。

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