菜々緒“悪女”イメージに実害はあるの?

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10月20日(火)よりスタートする関西テレビ・フジテレビ系連続ドラマ『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』に出演する菜々緒が取材に応じ、謎の美女・橘カラへの思いや、“悪女”イメージに対する思いを語った。

『サイレーン』は相棒であり恋人同士でもある警視庁機動捜査隊の里見偲(松坂桃李)と、猪熊夕貴(木村文乃)が、変死体発見現場での謎の美女・橘カラ(菜々緒)との出会いにより運命を狂わされていくラブサスペンス。

菜々緖は、本作へのオファーについて「悪女キャラクターが定着しているという実感がすごくあって、サイコパスというキャラクターも“いずれやるんだろうな”と思っていたので“よしよし”と(笑)。どんどんレベルを上げていき、自分の中でもそういったキャラクターを確立していきたいと思っていたので、率直にうれしかったです」とコメント。

そして、バラエティやドラマで見せる悪女キャラについても「最初に悪女をやる時は、ちょっと躊躇したこともありました。イメージも、いいか悪いかでいうとやっぱり悪い印象があると思ったので“大丈夫かな”と思ったのですが、ここまでがんばってやっているからこそ観ている人にそういう風に見ていただけるのはうれしい。“やっていてよかった”という思いが勝っています」と振り返った。

また、「悪女を演じていて、嫌われたなどプライベートで実害はあるか?」との質問に菜々緖は、「嫌われているというのはそんなにないです(笑)」と答え「でも、ちょっと怖がられているんだろうなと思います。今のところ、街を歩いていても声をかけてくださるので、まだギリギリセーフなのかな?」と笑顔を見せた。「このドラマでまったく声をかけられなくなったら逆にガッツポーズですよね」と、悪女キャラ確立に向けて、熱い思いを話した。

そんな中、今後演じたい役については「真逆の役」だと言い「“こういう役もできるんだ”と、いい意味で期待を裏切りたい」と意欲。「私、制服が着たいんです(笑)今まで悪女が多かったというのもあると思いますが、お芝居で恋愛が実ったことがないんです。恋愛が実る切ないラブストーリーがやりたいです」と新境地に興味があることを明かした。なお、悪女役への情熱も失ってはおらず「今回のキャラクター以上の悪女が作り上げられるのであれば、もっと上に行きたいという気持ちもあります」と話している。

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