三谷幸喜が脚本・監督を務める映画『ギャラクシー街道』が10月24日（土）に公開されることを記念し、13日、都内で「Most pairs feeding each other simultaneously（同時に食べさせ合ったペアの最多組数）」のギネス世界記録に挑戦。出演者の香取慎吾、綾瀬はるかが参加し、会場に集った244組のペアとともに劇中の設定にかけ、ハンバーガーを食べさせ合った。

本作は、豪華キャストによって繰り広げられる三谷流スペースファンタジー作品。街道の中央にひっそりと佇む小さなハンバーガーショップ“サンドサンドバーガー・コスモ店”を舞台に、スペース警備隊、スペースヒーロー、スペース客引き、スペース娼婦、スペースドクター、スペース役人、スペースシンガーに、スペースパートタイムのおばさんなど、そこで働く人々と客たちが織りなす“宇宙人模様”が描かれる。その中で、香取演じるハンバーガー好きな主人公・ノアと、綾瀬演じるノアの妻・ノエが登場し、ラブコメディを繰り広げていく。

ギネス世界記録に挑戦した香取は「なかなか緊張しましたね。自分が食べる方を気にすると、持っている方が下がっちゃったり。今、みんな同じこと思ったでしょ」と振り返った。これには、綾瀬も激しく頷き同意。二人を見守る立場で登場した三谷は「ちょっと見てなかった」と冗談めかし笑いを誘った。

認定員による協議が終了するまで、三人のトークセッションが繰り広げられた。今回のイベントの主旨にかけ、今後挑戦してみたいことを聞かれた三人。香取が「これまでいろんな経験をさせてくれた三谷監督との新しい仕事に挑戦したい」と力強く語ると、三谷も「今回はスタジオで撮影していたので、今度は香取さんと一緒に本当の宇宙に行きたいですね」と熱弁。しかし、香取からは「それはちょっと……」と受け流され、残念そうな表情を浮かべていた。一方の綾瀬は「三谷監督とハンバーガーを食べさせ合いたいですね。10秒以内に食べきるとかいいですね」と、お馴染みのマイペースな回答で二人を困惑させた。

その後、公式認定員のジャスティン・パターソンさんから結果発表。全てのペアが失敗することなくギネス世界記録に認定されると、会場は大歓声に包まれた。綾瀬が「みなさん、おめでとうございます！　映画もぜひ見に来て下さい！」とコメントし、香取が「ぜひ、劇場で大爆笑してください」とアピール。そして、三谷が「次は『ギャラクシー街道』で世界一、いや宇宙一を獲りたいですね」と、大ヒットを熱望していた。