篠原涼子「雪平夏見の衣装は着納め」涙でファンに感謝『アンフェアthe end』

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女優の篠原涼子が18日、映画『アンフェア the end』の大ヒット舞台あいさつに出席。10年にわたり演じ続けた雪平夏見としての最後の舞台に立ち、共に歩み続けた佐藤嗣麻子監督と共に万感の思いを語った。

壇上に立った篠原は「雪平夏見の衣装は今日で着納め。寂しいです。涙が出ちゃう……」と、涙を溢れさせ、その姿を見た佐藤監督も「10年間、ファンでいてくれてありがとう」と、目に涙を浮かべながら集まった観客に感謝の思いを伝えた。

シリーズの完結を振り返り篠原は「嗣麻子さんだからできたという感覚。私は野性的なタイプなのですが、それに視点を合わせて演出してくださる。劇中のシャワーのシーンも、最初は台本にありませんでした。でも、このシリーズは“裸で始まり、裸で終わる”という思いがあったので相談したところ、監督がシチュエーションを考えてくれました。嗣麻子さんだからステキに描いていただけるとすべて委ねることができました」と、監督への絶大なる信頼を語った。

一方、佐藤監督はシャワーシーンについて「脱いだ時に全部見ています。役得というかありがたかった(笑)」と舞台裏を語ると、篠原は「思いっきり蛍光灯で明るい部屋だったので恥ずかしかったです。そんな中、私のまわりをぐるぐるまわって見られました」とその時の状況を説明しつつ、「ものすごく良い思い出がアンフェアには詰まっています」と万感の思いを語った。

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