フジ加藤綾子、「音楽の教員免許を持っていた」アナウンサーになるきっかけを告白

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フジテレビで2009年9月よりスタートした、中高生向け職業体験プログラム「フジテレビのお仕事!『めざましテレビ』を作ろう!!」が、9月1日に実施500回を迎え、参加者が5万6000人を突破。参加校・福岡県立福岡魁誠高等学校の生徒約200名と共に記念セレモニーが行われ、進行役の進行役の永島優美アナウンサーに加え、『めざましテレビ』でメーンキャスターを務める、三宅正治アナウンサー、加藤綾子アナウンサーもサプライズゲストとして出席した。

セレモニーでは、普段テレビで見るアナウンサーの登場に生徒たちは沸き上がり、三宅アナと加藤アナから記念品の「めざましくん」ぬいぐるみを受け取るために登壇した6人の代表学生は、突然の指名に大興奮。加藤アナの隣に立った一人の男子生徒は、緊張のあまり顔を見ることができず、三宅アナにいじられる場面もあった。

そして参加した3人が、アナウンサーを目指したきっかけを告白。三宅アナは「中学1年生の時(昭和50年)に広島東洋カープが初優勝した実況を聞いていて、『これを僕もやりたい』とアナウンサーを目指した」、加藤アナウンサーは「中学高校の音楽の教員免許を持っていて先生になろうと思っていたけれど、伝えることが好きでアナウンサー試験を受けてみたんです」、そして永島アナは「小学生のころから『めざましテレビ』をずっと見ていて、『アナウンサーっていいな』と思い、アナウンサーセミナーを受けたのがきっかけです」とそれぞれ話した。

また、三宅アナは「アナウンサーは読むことではなくて伝えるのが仕事なので、ニュース原稿の意味を自分の中で租借して『伝えるんだ』という気持ちで読むことが大切」とアナウンサーとしての心得を語り、加藤アナは「このような体験ができることはなかなかないので、楽しんでいただけたら。また、今ははっきりと決まっていないと思いますが、『将来こんな仕事に就きたいな』と一つのきっかけになればうれしいです」と生徒たちにエールをおくった。セレモニー後には、永島アナが、原稿の読み方を実演したり、直接アドバイスしたりするなど、生徒たちと一緒に番組制作を体験。永島アナは、生徒たち実演を見て「すごい! うまい!」と大絶賛していた。

「フジテレビのお仕事!」は、フジテレビ湾岸スタジオ内に常設された体験スタジオで、実際に放送で使用する本物の機材を使い、番組の制作を体験できる職業体験プログラム。本格的なテレビ番組制作の体験を通し、チームワークの重要性、時間への意識、コミュニケーション力、メディアリテラシーの向上など、楽しみながら学べる機会として提供。これまで中学・高校の修学旅行や校外学習を対象に、年間80~100件(8,000~1万1000人)が体験している。

フジテレビ・ライツ事業部の田中良和チーフプロデューサーは、「2009年9月からスタートし7年目に突入しましたが、JTBとの共同事業で、JTBが販売を、フジテレビが企画・運営を担当している本格的な職業体験プログラムです。プログラムとしては中高生のための職業体験教育プログラムとしてスタートしましたが、親子向け企画、大学生向け企画、大学講座との連動、そして企業向け企画、研修企画として進化、発展しています。本物の放送機材を使い、一度に1クラス全員で番組制作体験ができる本格的な体験プログラムはフジテレビの誇る楽しく学べる体験型教育プログラムであり、ソーシャルビジネス(社会貢献型事業)です。学校側からは、達成感と感動のあるアクティブラーニング(体験学習)であり、東京でしかできない本格的な職業体験として好評をいただいています」と語っている。

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