来年開催されるリオ五輪出場権をかけて、連日熱い戦いが行われている『ワールドカップバレーボール2015』。現在、女子大会が行われており、本日31日、日本（世界ランキング4位）は、アジアのライバル・韓国（同10位）と対戦。この試合の模様をフジテレビ系で19時から生中継する。

これまで5勝1敗の勝ち点15で3位と好位置につけている日本。対する韓国は2勝4敗の勝ち点5で8位と五輪出場権獲得は厳しい状況に置かれている。序盤に強豪国との対戦が続いたために星を落としている韓国だが、決して侮れる相手ではない。

韓国のキープレイヤーとなるのはキム ヨンギョン（27歳）。 “100年に1人の逸材”と呼ばれ17歳で代表入り。192センチの長身から繰り出されるスパイクの破壊力は抜群で、ロンドン五輪では韓国を36年ぶりのベスト4に導き、MVPを獲得している世界有数のアタッカーだ。

今後、アメリカ（同1位）や中国（同3位）といった強豪国との対戦を残す日本は、リオ五輪出場権が得られる2位以内を目指す上で、なんとしてでも勝ち点3を取らなければならない。日本は今大会絶好調のサーブで韓国のオフェンスを封じ、エースの木村沙織と次世代エースの呼び声高い古賀紗理那に良い状態でボールを繋げるかが勝負の鍵を握りそうだ。