『ワールドカップバレー2015』中継で、観客&視聴者の盛り上がりを可視化する新システムを導入

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フジテレビは、8月22日(土)から9月23日(水)にかけて開催される『FIVBワールドカップバレーボール2015男女大会』で、大会初の“デジタルワールドカップ”と題して、会場の観客とテレビの視聴者の盛り上がりを可視化する新システム「VOICE」や、試合の精緻なデータを表示する「モーションカウンター」などを導入し、様々なデジタルデバイス・ツールを活用した中継体制を組むことを発表した。

新システム「VOICE(=Visualization Of Internet and Court Emotion)」は、ヤマキ電気の協力のもと開発。「ナイスプレイ投票」と題して、試合会場での歓声の音声レベルを数値化したデータと、視聴者が試合中に「ナイスプレイ」と感じた瞬間に、スマホ・PCサイトおよびデータ放送の「ナイスプレイ!」ボタンを連打した集計結果を独自のアルゴリズムで掛け合わせ、その試合の盛り上がり度合いを即時に可視化。スマホ・PCサイトやデータ放送上にグラフで反映される。各セット終了後には、セット内で最も盛り上がったシーンの動画クリップ(30秒程度)が生成され、公式サイトやSNS、LINE上に即時に配信される。また、この企画の参加者の中から、抽選で毎試合10名に、クオカード(1万円)がプレゼントされる。

そして、ポラール・エレクトロ・ジャパン協力のもと、全日本女子チームの選手のリアルタイム心拍数表示装置やスパイク時の「高さ」「速さ」などを測定する映像解析システム「モーションスカウター」を導入し、精緻な試合データを表示するなど、大会初となる最新技術を駆使し、バレーボールの魅力をさまざまな角度から伝えていく。

また、地上波の日本戦全試合生中継に加え、BS放送、CS放送、さらにインターネットの“4つのメディア”を駆使して全試合を中継する今大会。今回、全132試合のインターネット配信が実施され、全日本の試合は、FOD(フジテレビオンデマンド)の見逃し配信、海外勢の試合は番組ホームページ上でライブ配信される。

さらに、毎日100万円、22日間連日で合計2,200万円が当たる、視聴者参加型のプレゼントクイズ企画を実施。テレドームを利用し生放送中に出題されるクイズに回答すると、抽選で毎試合50万円が2名にあたる。

『ワールドカップバレー2015』、国際バレーボール連盟(FIVB)が主催する4年に1度の世界大会で、開催国(日本)、世界選手権優勝国に加え、各大陸予選を勝ち抜いた強豪ぞろいの男女各12チームが出場。1回戦総当たりで順位が決定し、上位2チームに2016年リオ五輪の出場権が与えられる。

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