松坂桃李「ようやく恋人として向き合える」木村文乃と4回目共演に喜び

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主演・松坂桃李、ヒロイン・木村文乃の新ドラマ『サイレーン』(仮題)が、関西テレビ・フジテレビ系で10月にスタートすることが決定。このほど松坂が取材に応じ、ゴールデンタイム初主演となる本作への思いや、木村との共演について語ってくれた。

週刊モーニングで連載していた人気コミック「サイレーン」(全7巻)が原作。警視庁機動捜査隊(通称:キソウ)でコンビを組み、捜査一課を目指すライバルでありながら、実は恋人同士の里見偲(松坂桃李)と猪熊夕貴(木村文乃)が、変死体発見現場で謎の美女・橘カラと出会い、彼女の狂気に翻弄されていく姿を描く。次々と起こる猟奇殺人。事件の真相。二人の恋の行方……。さまざまな要素が絡み合いながら、美貌に隠された正体不明の女との対決をスピーディーな展開で紡いでいくクライム・ラブサスペンスだ。

松坂は、ゴールデンタイム初主演について「楽しみと不安がありますが、期待が大きいです」と語り、「最初から恋人同士という設定の刑事モノは見たことがなくて面白いと思いました。この二人の関係性によって、刑事の部分とプライベートな部分を両方描けると思う」とコメント。4回目の共演となる木村については、「やり過ぎですね(笑)」と言いながらも、「バディみたいな描かれ方もするし、恋人同士という関係性もある。思いっきりぶつかっていける安心感がある女優さんです」と語り、「最初は『梅ちゃん先生』で共演して、その次は“元彼”、そして“おかまの女友達”。ようやくちゃんとした恋人として向き合えませすね(笑)」と共演を喜んだ。

そして、今作はアクションも大きな見どころ。「これまで刑事のアクションをやったことがないんです。警察なので、きっと人を投げたり押さえつけたり、相手を制するアクションが中心になると思うのですが未知の領域です。いろいろなお話を伺って体に馴染ませながら、『セイレーン』ならではのアクションができれば」とコメント。

さらに松坂は、まだキャスティングが明かされていないカラのキャラクターについても言及。「もう一人の主人公と言っても過言ではありません。サイコパス的なあの残虐性。まだ言えないのが残念ですが、本当にピッタリの方が登場します」と期待感をあおっていた。

また、人気作品の実写ドラマ化については「原作に対するリスペクトというか愛情を、僕一人だけでなく、制作チーム、キャスト・スタッフ含めて、みんなが共通して持つことが大事だと思っています。それが100%伝わるかはわからないですが、その気持ちを持っているか持っていないかで全然違うと思います。漫画だからこそ出来る表現もありますし、実写化するとノッキングする部分もあるかもしれないですが、みんなでしっかりと作っていきたいと思います」と意気込みを語った。

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