田中圭「やってくれるの!?」バースデーケーキ登場に照れ笑い

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俳優の田中圭が10日、31歳の誕生日を迎え、放送中のドラマ『HEAT』(関西テレビ・フジテレビ系、毎週火曜22:00)の撮影現場で共演者、スタッフに祝福された。田中の出演シーンの撮影が終わると、主演のAKIRAがバースデーケーキを乗せたワゴンを押して登場。田中は「やってくれるの!?」と驚きの表情を見せながらロウソクの火を吹き消し、「31歳の今日をこんな素敵な現場で迎えられて幸せです。ありがとうございます! 頑張ります!!」と笑顔で感謝の思いを伝えた。

突然のバースデーイベントを終えた田中に感想を聞くと、「そんな片鱗も見えなかったので、『まぁ、いいか』なんて思っていましたけど、やはり祝って下さるのは本当に嬉しかったですね」と素直な思いを明かしつつも、AKIRAがケーキを運んできた時には「申し訳ないな、という感じでした(笑)。31歳なので、ありがたい気持ちと、申し訳ない気持ちと、恥ずかしい気持ちで…『ありがとうございます!』という感じでした」と振り返った。

ドラマ『HEAT』は、不動産会社のエリートビジネスマンが、用地情報を手に入れるため消防団を入ったことをきっかけに「街を守るヒーロー」へと成長していく姿を描いた物語。田中が演じるのは、主人公・池上タツヤ(AKIRA)と共に、日比野仁(稲垣吾郎)が社長を務める不動産会社の同僚・濱田直紀。甘いマスクの裏に相手を出し抜く狡猾さを持つ男で、タツヤとは都市開発の候補地決定をめぐって争うライバルだ。

田中は、自身の役どころについて「タツヤの立ち位置やそれぞれのキャラクター設定が新しくて、今まであるようでなかった作品になっているので、これからもっと膨らんでいければいいなと思いますし、その膨らむ要因として、自分がちゃんと濱田というキャラクターを生きられれば、まだまだもっと面白くなっていくと思っていますので、なんとか頑張りたいと思います。タツヤが消防団に入った理由は(タツヤの再開発計画を横取りした)濱田のせいでもあるので、稲垣さんと一緒に真剣に嫌な奴を演じたいと思います!」と意気込みを語っている。

7月14日放送の第2話では、消防団の活動を利用し、再開発計画の準備を進めてきたタツヤの耳に、都市開発プロジェクトに欠かせない重要な土地を幸多市が買い取ったという情報が入る。タツヤは、真相を探るため幸多市長・星野周一郎(国広富之)に接触を試みる。その頃、幸多市消防団第十一分団の咲良(栗山千明)らは、毎年恒例の防災教室のPRに悪戦苦闘。タツヤもAED(自動体外式除細動器)の体験コーナーの準備を任されるが、まったくやる気を見せないでいた。そんな折、タツヤはエリ(菜々緒)の口利きで星野が出席するパーティーに潜入。さらに、星野が人気取りのため市民にアピールできるイベントに出席したがっていることを知る。星野に近づくチャンスと踏んだタツヤは、防災教室に急に熱心になり、事前に人気ゆるキャラを招くPRイベントを計画。当日は、ピンチヒッターを務めた石沢(菅原大吉)が思わぬ人気者となり、防災教室には参加希望者が殺到する。防災教室当日、大盛況の会場に星野を呼び寄せたタツヤは、公共事業の話を聞き出そうと躍起に。そんな中、突然会場内にけたたましい非常ベルの音が鳴り響く。

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