黒木メイサ&佐々木希&戸田恵梨香、鈴木おさむの『恋愛あるある』に共感

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女優の黒木メイサ、佐々木希、戸田恵梨香が、人気放送作家・鈴木おさむの描いた3つのオムニバスによって構成されるスペシャルドラマ『恋愛あるある』(フジテレビ系列、6月24日22:00~)で、それぞれ主演することが決定。3人が見どころを語った。

「都道府県あるある」や「アラサーあるある」など、さまざまな「あるある」本が大ヒットしている昨今。本作では、鈴木が3人の女優を迎え「社内恋愛あるある」、「シングルママ恋愛あるある」、「同棲恋愛あるある」の3作品を執筆。鈴木は、あらゆる人に話を聞き、ネット上でも“あるある”を調査。「社内恋愛、シングルマザーをとりまく状況も変わってきているため、“あるある”も幅が広がっている」と語っており、現代の恋愛事情を色濃く反映した内容となっている。

黒木が出演する「社内恋愛あるある」では、社内恋愛はしないと心に誓っていたOL・清美を演じ、玉木謙一(淵上泰史)と同じプロジェクトのスタッフに指名されたことで、二人の距離が一気に縮まっていく姿を描く。黒木は、本作で描かれた社内恋愛について「こんなことがあるのかと軽く衝撃を受けました」と述べつつも、エレベーターの中でキスをするシーンについて「“普通に考えたらひきますよ!”と思いますが、二人は楽しいのでしょうね」とコメント。職場にいる男性の器の小ささが描かれていることについては「私の作品は女性監督に女性スタッフばかり。女性の方が根っからの精神力が強いですよ」とほほ笑んだ。

そして、「シングルママ恋愛あるある」では、シングルマザー・仁江を佐々木が演じる。曲がったことが許せない性格が災いしパートもすぐにクビになってしまう仁江。やっと歯科助手の仕事に就くと、ある日、患者の一人で、建築会社の二代目・黒田(千葉雄大)からランチに誘われ、二人の関係に変化が訪れる。佐々木は仁江について「雑で荒々しいところがあり、一所懸命過ぎて不器用で人に誤解されやすいけれど愛くるしい女性」と語り、「一所懸命頑張るけれどうまくいかない歯がゆさに“あるある!”と共感しました」と話している。

また、「同棲恋愛あるある」では、戸田が演じる真理が、恋人の芯太(ムロツヨシ)と念願の同棲生活をスタートさせるものの、些細なことからすれ違っていく様子が描かれる。戸田は、「本当に“あるあるっ!”て自然とそんな言葉が出てくるような会話劇なので、台本を読んで普通に読者としても楽しめました」と語る。逆にケンカした際、相手の男性が語る言葉はありえないと思ったそうで、「それは“世の中の女性みんな幻滅するぜ”って。でもそこに男がかっこうつけきれない弱さ、というものがあるだろうな……。と思いました」と話した。

プロデューサーの石井浩二は「あるある! と共感しながら笑って泣いて見ていたら、あれ? もう終わり? と時間がかなり短く感じるほど楽しく、見終わった後も気持ち良いかわいらしい恋愛ドラマに仕上がっています!」とコメント。また、ナビゲーターには、石井と鈴木が手掛けた『ココリコミラクルタイプ』にも出演したリリー・フランキーが決定。リリーは「視聴率12%いったら映画化するでしょう」と発言し、鈴木も「あるあるネタはつきない」ということでシリーズ化をのぞんでいる。

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