『屍者の帝国』新ビジュアルが解禁、壁紙を無料配信

公開: 更新:

『劇場版PSYCHO-PASS サイコパス』に続くノイタミナムービー第2弾として発表された「Project Itoh」3作品のひとつ『屍者の帝国』(2015年12月公開)の新ビジュアルが解禁された。すでに解禁されている『虐殺器官』(2015年10月公開)、『ハーモニー』(2015年11月公開)とあわせ、3作品のメインキャストを描いたイメージビジュアルが揃った。

このほど解禁された『屍者の帝国』の新ビジュアルでは、主人公ジョン・ワトソンと「ヴィクターの手記」を求めて旅をするメンバーが描かれている。また、「Project Itoh」公式サイトのニュースページにて、3作品のオリジナル壁紙(PC版、スマホ版)を配布している。

「Project Itoh」では、2009 年に34 歳で夭折した小説家・伊藤計劃(いとう・けいかく/1974-2009)が遺したオリジナル長編小説『虐殺器官』『ハーモニー』、そして彼が遺した30 ページの序文を、盟友として知られる芥川賞作家・円城塔が書き継いで完成した『屍者の帝国』の3作品を劇場アニメ化する。

『屍者の帝国』は、“死体蘇生技術”が発達し、「屍者」を労働力として活用している19世紀末のロンドンが舞台。有能な医学生ジョン・ワトソンが、英国政府の秘密組織「ウォルシンガム機関」に招かれ、伝説の書物「ヴィクターの手記」の捜索という密命を受ける。一世紀前にヴィクター・フランケンシュタイン博士が遺し、まるで生者のように意思を持ち言葉を話すオリジナルの屍者「ザ・ワン」を生み出す究極の技術が記されているという。第一の手掛かりはアフガニスタン奥地。ロシア帝国軍の従軍司祭であり天才屍者技術者と謳われたアレクセイ・カラマーゾフが、突如武装した新型の屍者を率いて叛乱を起こし、その地に姿を消したという。彼が「手記」を既に入手し、新型の屍者製造にその手法を用いているのだとしたら……。すべての行動を記録する屍者フライデーを伴い、ワトソンの「ヴィクターの手記」をめぐる壮大な旅が始まる。

PICK UP