北川景子を原作者が「表紙から出てきた」と絶賛、本格アクションに挑戦

公開: 更新:

女優の北川景子が、フジテレビ系列で7月にスタートする新ドラマ『探偵の探偵』(毎週木曜22:00~)で、フジテレビの連続ドラマに初主演が決定。初めての探偵役で本格アクションに挑戦することがわかった。

原作は「万能鑑定士Q」シリーズや「千里眼」シリーズで累計1000万部以上の売り上げを誇る人気作家・松岡圭祐の最新シリーズ『探偵の探偵』。「探偵を追う探偵」という異色の設定ながら、職業としての「探偵業」を徹底的に取材しリアルに描写。幾重にも張り巡らされた伏線と先の読めない展開が魅力のサスペンスとなっている。北川が演じるのは探偵の紗崎玲奈。実妹の死にまつわる残酷な過去をきっかけに、「探偵のすべてを知りたい、でも探偵にはなりたくない」という奇妙な希望を持って、中堅調査会社スマ・リサーチ社が経営するPIスクール(探偵学校)で修行を積み、2013年4月に同社に入社。以降、新設された悪徳探偵業者を調査・追及する「対探偵課」を、たったひとり調査員として切り盛りしているという人物だ。

本作への出演について北川は「探偵を探偵するという企画の新鮮さにも心引かれました」と語り、見どころとなる本格アクションについては「カッコ良くできないことには、原作の世界観を映像として具現化することはできないと思いました。幸い私は特撮出身で、アクションに対する恐怖心が全くなく、基礎的なことも特撮時代に培っていたので、その経験を生かせる役でうれしかった」と意気込み十分。演じる玲奈については「見た目はクールだけど、実はエモーショナルな女性。その辺りに共感しました」と語り、“対探偵”をキーワードにあげ「同業者に見抜かれないような立ち振る舞いが大切。ちょっとした目の鋭さから、“あ、普通じゃないな”という感じが見せられるようにしたい」と、役への思いを語っている。

また、原作では玲奈について「髪はストレートで長く、小顔には少しばかり吊りあがった大きな瞳と、すっきりと通った鼻すじがあった。肌は透けるほどに瑞々しく、身体の細さは服の上からも推察できた。物憂げな表情と冷ややかな態度、あのすわった目つきと落ち着きぶりはどうだろう」と描写されており、原作の松岡は、今回の発表用に原作2巻表紙のイラストをイメージして赤いトレンチコートを着て撮影した写真を見て「まるで表紙から抜け出してきたよう」と絶賛している。

PICK UP