戸田恵梨香、「悪いことをした子供のよう」フジテレビ新ドラマでヒロインに決定

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女優の戸田恵梨香が、堤真一主演の新ドラマ『リスクの神様』(フジテレビ系列、毎週水曜22:00~)でヒロインを演じることが決定しコメントを発表した。

このドラマは、堤が演じる“the God of risk”(リスクの神様)と呼ばれる伝説の危機管理専門家・西行寺智を中心に、偽装、隠ぺい、不正利益供与、粉飾決算、個人情報流出などの企業による相次ぐ不祥事や、痴漢冤罪、不倫騒動など、様々なトラブルに巻き込まれた企業や個人、その家族を救う、危機管理専門家たちの活躍を描く、硬派な社会派ドラマ。戸田が出演している映画『エイプリルフールズ』(2015年4月1日公開)の監督・石川淳一監督と企画・成河広明のタッグが制作する。

戸田が演じるのは、西行寺が「危機対策室長」として雇われたサンライズ物産の女性総合職・神狩かおり。東大卒の入社10年目で、電機部門を担当しており、同期で一番の出世頭。帰国子女で、英語や中国語、ロシア語など数カ国の言語を扱えるマルチリンガル。“契約を取るためならどんなことでもする女”とウワサされる程のバリバリのキャリアだが、強気な性格から上司や同僚とのトラブルが絶えない。次世代型バッテリー「LIFE」を、世界的電機メーカー・生島電機と共同開発し、共同で新会社を立ち上げ出向、商品開発担当役員に抜てきされた。しかし、「LIFE」を搭載した家電製品が相次いで発火するという事態が起き、リコール問題に巻き込まれてしまい、その後、「危機対策室」で西行寺と共に働くことになる。

本作への出演について戸田は「大人になったんだなぁと思いました」と笑いながら話し、「今まで、そんなことを思ったことはなかったのですが、この“大人の社会”を見て実感しました。自分の知らない世界を、台本を通して見ていくと、怖さもありますし、世の中を動かすことには大きな何かが必ずあるのだなと、裏を知ってしまうような気がして、悪いことをした子供のような気分になりました」とコメント。また、舞台「寿歌(ほぎうた)」(2012年)や映画「駆込み女と駆出し男」(5月16日公開)で共演しているが、ドラマはでは初共演となる堤の印象を「“ユニークな関西の兄ちゃん”的な存在かと思いきや、周りを俯瞰してちゃんと見ている、内に秘める鋭さを持った方だと思いました。堤さんが演じられる西行寺にも同じものを感じます。堤さんが西行寺をどう作るのか、楽しみで仕方ありません。“兄さん、ついて行きます!”」と話し、共演を楽しみにしている様子を伺わせた。

また、映画『エイプリルフールズ』のスタッフとの再会については、「こんなに早くまたお仕事ができるとは思っていませんでした。自分の運の良さを感じています。『エイプリルフールズ』とは全く違うこの作品が楽しみであると同時に、“すごい作品ができるぞ!”と確信していますので、全キャスト・スタッフのパワーに負けないように頑張ります」と意気込みを語り、企画の成河は「堤さん、戸田さんという最高のキャスト、石川監督をはじめとする手だれのスタッフが集結しました。ワクワク、ドキドキのエンターテインメントでありながら、どこか強く心に残る作品をお送りできる」と、自信を見せている。

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