BSフジのこども向け番組『beポンキッキーズ』(毎週月曜～金曜7:30～)の「うたのおねえさん」オーディションが終了。20年ぶりの復活となる11代目うたのおねえさんが、東京藝術大学大学院(オペラ専攻)を今春卒業した塚本江里子さんに決定。5月中旬の放送から番組に登場することがわかった。

見事オーディションを勝ち抜いた塚本は、「幼稚園の卒園アルバムに、将来の夢は『うたのおねえさん』と書いていたのを見たあとに、『うたのおねえさん募集』という記事を偶然見つけて、これは何かの縁だと思いました」と応募の経緯を明かし、「これから、いろいろなことを勉強して、こどもたちに歌の楽しさを伝えていける素敵な『うたのおねえさん』になりたいと思います」と意気込みを語っている。お披露目は29日の「こどもの日スペシャル　P-kies LIVE」（東京・大手町　日経ホール）で行われ、この模様は5月24日(日)14時からBSフジで放送される。

今回のオーディションには、アイドルやミュージシャン、幼稚園の先生など、全国各地から応募が集まった。塚本は、幼い頃から歌うことが大好きで、小学校時代は合唱部に所属し、TBSこども音楽コンクール東日本大会で重唱の部で最優秀賞を受賞。2011年に東京藝術大学声楽科を卒業し、この春、同大学院修士課程オペラ科を卒業した。第59回藝大オペラ定期公演や文化庁文化芸術推進事業・新国立劇場特別公演ではチマローザ作曲「秘密の結婚」のヒロイン・カロリーナ役を務め、今年3月に帝国劇場で開催された「レ・ミゼラブル」のどじまん大会で優勝するなど、多方面で活躍している。