ドラマ『HERO』とドキュメンタリー『わ・す・れ・な・い』がNYフェスティバルで銅賞獲得

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フジテレビで昨年放送した木村拓哉主演のドラマ『HERO』とドキュメンタリー番組『わ・す・れ・な・い~“巨大津波”3年後の新検証』が、国際的なメディアコンクール「ニューヨーク・フェスティバル」で銅賞を獲得。15日(日本時間)、アメリカ・ラスベガスで授賞式が行われ、『わ・す・れ・な・い』の栩木信人プロデューサーが出席した。

フジテレビのドラマ作品が受賞したのは『HERO』が初めてで、『わ・す・れ・な・い』シリーズは去年の銀賞に続いての受賞となる。授賞式に出席した栩木プロデューサーは、「4年前の3月11日に日本を襲った大地震により発生した巨大津波の真実に迫ってきました。番組タイトルには“わすれない”という私たちの決意が込められています。あまたの命を奪った災害による悲劇を繰り返さない、震災を風化させない。そのために、繰り返し、繰り返し、伝え続けることが、私たちメディアの使命だと考えています。これからもこの賞を励みに番組スタッフ一同、震災の真実を伝え続けていきたい」とコメントしている。

同フェスティバルは、テレビ番組以外にも映画、ラジオ、広告、インターネットなどのあらゆるメディア表現を評価の対象として、1957年に発足したメディアコンクール。例年、世界50カ国から多数の作品のエントリーがあり、優秀作品に金賞・銀賞・銅賞などが授与される。フジテレビの作品の受賞は2003年から数えて9度目で、2008年以降は8年連続で受賞となる。

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