AKB48渡辺麻友、ドラマ主演へ「今が人生で一番の頑張り時」

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AKB48の渡辺麻友さんと女優の稲森いずみさんがW主演するドラマ『戦う!書店ガール』(カンテレ・フジテレビ系列、毎週火曜22:00)が、4月14日よりスタート。本作がゴールデンタイムの連続ドラマ初主演となる渡辺さんにインタビューを行った。

このドラマは、書店を舞台に、コネ入社のお嬢様・北村亜紀(渡辺麻友)と、たたき上げの苦労人・西岡理子(稲森いずみ)という境遇も世代も異なる水と油の関係の2人が、互いにぶつかり合いながらも、仕事や恋の困難に果敢に挑み、それらを乗り越えていく姿を描いたウーマンライフドラマ。

今回、渡辺さんには、主演への意気込みや演じる亜紀への思いなど、ドラマへの思いを語っていただいた。


<インタビュー>

――ゴールデンタイムの連続ドラマで初主演となりますが、この話を聞いた時の率直な心境を教えてください。

渡辺「最初にこのお話をいただいた時はとても驚きました。秋本先生からLINEで『稲森さんとダブル主演です。頑張ってください』というとてもシンプルなメッセージが来て、私は『え?』って(笑)。あまりドラマに出たことのないタイミングで、こんなに大きなお話をいただけたことは光栄ですが、自分に務まるのかと不安でいっぱいでした。でも、このようなチャンスは二度とないと思うので、精一杯やってこのチャンスをモノにしないといけないと思いました」

――最初に台本を読んで、演じる北村亜紀についてどのような印象を持ちましたか?

渡辺「書店を舞台に、職場内の女同士の戦いや競い合いが描かれています。私が演じる亜紀は気が強くて思ったことをストレートにズバズバと言える帰国子女で、ちょっと浮いている変わった女の子です。亜紀と比べると私はそんなに気が強い方ではないし、思ったことをズバズバ言える方ではないので、私とは正反対のキャラクターだと思いました。その分やりがいもあると思うので、精一杯、亜紀に近づいていきたいです」

――実際に演じてみて感じたことはありますか?

渡辺「亜紀は会議とかでもズバズバと自分の意見を言ったりするのですが、普段の私はそういうことを殆どしません。それに、亜紀はたまに落ち込むものの、それ以外は基本的にずっと元気でハイテンションなんです。私自身は亜紀みたいに常に元気いっぱいというわけではないので、彼女のテンションを保ち続けるのが大変ですね。それと本当に初歩的なことですが台詞を覚えるだけじゃなくて、感情を乗せていかなくてはいけないので、日々自分の未熟さを反省しています」

――亜紀を演じていて楽しいことはありますか?

渡辺「亜紀自身は本当に本が大好きで、本の話をする時や、本に関することをしている時は亜紀が楽しくて幸せな気持ちになるのを感じますし、演じている私自身も嬉しくなります。そんな亜紀の心をたくさん知っていけるように頑張りたいです」

――元メンバーも含めてAKB48メンバーに相談はしましたか?

渡辺「相談はしてないですけど、クランクインする前に大島優子ちゃんと会う機会があって、ドラマをやることになったと伝えたら『おめでとう!』と言われました。今は自分のことでいっぱいいっぱいで余裕がない状態ですが、肩の力を抜くことができるようになりたいです」

――監督との会話をメモしたノートがあると伺ったのですが。

渡辺「自分の頭だけでは覚えられないので、書いておけばいつでも見られるじゃないですか(笑)。基本的な役作りをするのにしっかり監督と話したことをメモして、亜紀はどんな女の子なのか、それを見て亜紀により近づけるようにしたいと思っています。10年後に見た時に、良いノートだと思えるようになっていたら良いですね」

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