AKB48渡辺麻友、「アイドルの壁を越えたい」と主演に決意

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渡辺麻友(AKB48)と稲森いずみW主演で4月14日22時よりスタートする新ドラマ『戦う!書店ガール』(関西テレビ・フジテレビ系列、毎週火曜22:00)の制作発表会見が6日、都内スタジオで開催。今作がゴールデンタイムの連ドラ初主演となる渡辺が「アイドルの壁を越えたい」と決意を語った。

本作は、書店を舞台に、「コネ入社のお嬢様」と「たたき上げの苦労人」という境遇も世代も異なる水と油の関係の2人が、互いにぶつかり合いながらも、仕事や恋の困難に果敢に挑み、それらを乗り越えていく姿を描いたウーマンライフドラマ。

今作への主演起用について、プロデューサーの秋元康氏から「ダブル主演でドラマが決まりました。頑張りなさい」とLINEで伝えられたと言う渡辺は、「あまりドラマに出たこともない私に大きなお話しをいただいて驚いたのと同時に、ドラマにもっとたくさん出たいという夢もあったのでとても嬉しかったです」と、その時の心境を明かした。秋元氏のLINEには「はい、頑張ります」とシンプルに返したと言う。

そして、普段アイドルとしての活動がメインの渡辺は、「まったく違った世界なので、日々、いろいろな課題や試練にぶつかり自分の未熟さを思い知らされています」と撮影現場で感じている正直な思いをコメント。また、演じる亜紀について「天真爛漫でひたすら元気だったり、急に怒ったりと喜怒哀楽が激しい女の子です。そういうキャラクターを演じたことは今までになかったので、“脱アイドル”できるように頑張りたい。今が一番の頑張りどころ」とトップアイドルでありながら女優としても上を目指していくという覚悟を見せた。

そんな渡辺について稲森は、「本当に可愛い(笑)」と言いつつ、「良い意味で気を使わなくて大丈夫なんです。きっとプロ意識の高さからくるのだと思いますが、黙々と穏やかに頑張っています。無理に話さなくても良いし、今は充電しているのかなとか、今は精神統一しているのかなとか伝わってくるので、私も役に集中できるし、とても居心地が良いです」と優しくコメント。それに対して渡辺は、「信頼できる方が隣にいて、安心してお芝居できています」と語り、脱アイドルに向けて「表情や仕草、目線とか細かいところも含めて、すべてを勉強させてもらっています」と、稲森の存在の大きさを語った。

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