阿部サダヲ&水原希子&藤木直人&山口智子、心がポキッと折れる瞬間を明かす

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フジテレビ系列で4月8日(水)22時より初回15分拡大スペシャルでスタートする新ドラマ『心がポキッとね』の制作発表会見が31日、東京・台場のフジテレビ湾岸スタジオにて行われ、阿部サダヲ、水原希子、藤木直人、山口智子が出席。脚本の魅力や収録の様子を語った。

本作は、『最後から二番目の恋』の脚本・岡田惠和と監督・宮本理江子が手掛ける完全オリジナルストーリー。過去の失敗や心の傷のせいで不器用にしか生きられない “キレちゃった男×ストーカー女×悩めない男×いい年して自分探し女”という究極に面倒くさい存在となってしまった男女4人が、奇想天外に絡み合いながら、人と人とが心の奥深くでつながろうと模索していく姿を、軽やかに、明るく、ブラックユーモアを交えて描き出していく、病んでいるオトナのラブコメディ作品。

宮本理江子の脚本の印象について阿部は、「やっぱり会話劇ですよね。オトナの会話が楽しいと思いながら『最後から二番目の恋』を見ていました」と語り、そんな役回りに期待したと言う。しかし、演じる春太は心を閉ざしているという役柄で、序盤はなかなかしゃべらないらしく、「山口さん演じる静がしゃべって、ぼくは、“あ、はい、いや……”と返すばかり(笑)。メンタルクリニックのシーンで5~6ページ分の台詞を一人でしゃべらなくちゃいけないんですけど、そうじゃなくて会話がしたいんだよなって(笑)。でも、皆さん同じようにメンタルクリニックで一人しゃべりするシーンは必ずあるらしいので、ドキドキしていると思います」と語った。

また、取材陣から「これまでに心がポキッと折れそうになったことはあるか?」と聞かれると、阿部は「街とかで、“今クールのドラマは『Dr.倫太郎』(日本テレビ系、毎週水曜22:00~)を観る”というような会話が聞こえてくると軽く心が折れます(笑)」とコメント。さらに『Dr.倫太郎』へのライバル心があるか聞かれると「あちらも精神科医と言うことなので、ぼくも看て貰えたらいいですね。こっちの相談所の先生は何もしゃべってくれないので(笑)」とコメント。

そして、水原は「ちょっと涙を流すシーンがあって、全然キレイに泣けなくて、ぐっちゃぐちゃでブサイクになっちゃう。一生懸命に泣いているんですが、モニターチェックとかすると心がポキッと折れます(笑)女優さんはキレイに泣かれるじゃないですか……」と語ると、山口が「それが可愛いんじゃない」と声をかけ、水原は「ポキッとが治りました(笑)」と笑顔を見せた。また藤木は、駅前で撮影したときのエピソードを明かし、「“もっと有名な人だったら良かったのに”と聞こえるように言われたんです。ガラスのハートなのでポキッとどころじゃなかったです。このドラマでもっと有名になりたい!」と発言し、取材陣を笑わせた。そして、山口は現在進行形で心がポキッと折れていると言い「静の台詞に対して気力、体力のギリギリで頑張っています」と胸中を明かした。

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