ひとり芸日本一を決定するお笑いイベント『R-1ぐらんぷり2015』の決勝戦が、2月10日19時より関西テレビ・フジテレビ系列で生放送される。Cブロックに登場する、NONSTYLE 石田が決勝への思いを語った。

――準決勝進出が決まったときはどう思われましたか？

ほかの方々もみんなバンバンウケてたんで、まさか自分が通るとはって感じでした。もうドキドキです。ほんとにピン芸人としてすごい方がたくさん出てくるので、胸を借りる気持ちで行きたいです。

――ネタの仕上がり具合はいかがですか？

決勝が決まったということで、また一から練り直そうかと思っています。漫才師でやっているからこそ、しゃべらずにいけたらいいなっていうのがあるんですが、まだわからないです。

――強敵になりそうなのは？

僕からしたらもう全員ピンでしっかりやってる方々なので、全員です。でも強いていうなら馬場園さんは同じ漫才師としての出場なので、そこはライバル視みたいなのはありますね。

――普段はコンビ漫才とひとり芸ではステージに立つ感覚は全然違いますか？

ぜんっぜん違いますね。全部一人なので安心感がないんですよ。たとえばNONSTYLEやったらすべっても井上のせいにしたら良いとやと思ったりしますけど、それもないし。怖いですね。

――石田さんにとってR-1ぐらんぷりとは？

毎年お酒を飲みながら楽しくみる番組でした。それが一変して、もう一人のネタのことを考えたら一滴もお酒を楽しく飲めないですね。僕には縁のない大会だけど、いつかは挑戦してみたいなとは思っていたんです。今回挑戦してみて、こんなにも難しくて、何もできないんだということを思いしりました。自分の幅がやっぱり二人用に染まっていて、一人になるとこんなに縮こまるんやなって。今までR-1を研究しながら見ないで、ただただお酒のつまみにしてきたことを後悔しました。