【インタビュー】松岡茉優、ドラマや映画、バラエティで大活躍の彼女の魅力とは?

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近年、数々のドラマや映画に出演し、さらにバラエティ番組にも進出し注目を集めている女優の松岡茉優にインタビュー。出演作の魅力や見どころを直撃し、この2月で二十歳になり、節目を迎える彼女に今年の抱負を語っていただいた。

現在、松岡は連続ドラマ『問題のあるレストラン』(フジテレビ系列、毎週木曜22:00~)にレギュラー出演中。家出中のフリーターで人間嫌い、コミュニケーションが苦手な金髪の女性・千佳役を演じ、松岡が持つ明るいイメージとはまったく違う新たな表情を見せている。そして、2月28日に公開される映画『サムライフ』では、理想の学校づくりを目指す主人公・ナガオカの仲間・ユミ役を好演。また、バラエティ番組『オサレもん』(フジテレビ系 毎週火曜24:10~)では、おぎやはぎの二人と共にMCを務め、トークや仕切りのうまさが評判になっている。

まずは、「最高の離婚」を手がけた坂元裕二のオリジナル脚本で、理不尽な男性社会の会社を辞めた主人公の田中たま子(真木よう子)が、敵対する男たちにリベンジする姿を描いた女性応援コメディー『問題のあるレストラン』について、第一印象を聞いた。


――『問題のあるレストラン』は、坂元裕二さん書き下ろしのオリジナルドラマですが、このお話をいただいたときの印象は?

私の生まれ年が95年です。その頃はトレンディドラマの全盛期で、「東京ラブストーリー」など、時代を象徴する作品を書かれた方の作品に出るということで、責任感や緊張感はありました。演じる役柄も、私がこれまでに演じたことのない魅力的なキャラクターで、この冬は千佳ちゃんに捧げようと思えるほど最高の役です。プレッシャーもありますが、期待の方に目を向けて楽しんでいけたらと思いました。

――物語を読んで、感じたことは?

この作品は女性vs男性の物語です。(女性は役職が)上になるにつれて家庭を捨てなくてはいけないとか、子どもを持つ夢を諦めなくてはいけないといった社会や会社で生きる女性の葛藤や、千佳ちゃんのように家庭の中にある男女の問題を描いた、これまでにない“女性応援コメディー”になっていると思いました。「女性に頑張って欲しい」という思いが込められたドラマなのに、男性の坂元さんが書いているというのも面白いですよね。

――坂元さんの目は鋭いと感じましたか?

坂元さんの女性に対する意識や考え方は的確で、坂元さんのお嫁さんは大変だなと思うくらいです(笑)。台本の1行1行からも、なんでバレているん!?っていうことも多いですよ。例えば、笑顔で話を聞いていながらも、少し引っかかるポイントがあると、ついつい言ってしまうところや、本当は弱いけど強がっている心とか……。たくさんの方に当てはまるところがあると思うので、注目して観ていただけたら嬉しいですね。

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