テレビ美術にスポットを当てたイベント『第3回デザインフェスティバル2015 “テレビノヒミツ展”』が、2月20日（金）より3月1日（日）までの10日間に渡り、東京・台場のフジテレビ本社1Fシアターモールおよびマルチシアターで開催される。

『デザインフェスティバル』は、“もっとテレビ美術を知ってもらいたい”、“楽しんでもらいたい”、“もっといろいろな人達と交流して、より広がりのあるデザインにしたい”、“もっとテレビ美術を目指す若者が増えてほしい”という思いのもと、フジテレビが2013年より開催しているイベント。今年は、「テレビ美術を通じてテレビをもっと楽しく見てもらおう」をコンセプトに、ドラマセットにスポットを当てて、ロケハン→作図→建込み→セット完成までを立体的に展示し、番組をつくり上げる面白さを美術デザイナーの視点から伝えていく。

制作過程の展示や解説以外にも、美術制作物の実物やメイキング映像など、ドラマセットの作り方にフィーチャーした展示に加え、美術デザイナーによるデザインのヒミツツアーを実施。2月28日には、ドラマ「ディア・シスター」の美術デザイナー・鈴木賢太が、ドラマセットができるまでを、実物のトレーラーハウスセットを見学しながら解説。そのほかにも、ドラマプロデューサー・監督なども交えたトークセッションなどが実施される予定だ。さらに、シンガポール、韓国に加えて、インドのテレビ番組のセットデザインの展示も予定している。

普段は気に懸けることのあまりない“テレビ美術の世界”に触れ、テレビ番組をより身近に感じられるイベントとなっている。

■概要
『第3回デザインフェスティバル2015 “テレビノヒミツ展”』
2015年 2月20日（金）～3月1日（日）※会期中無休
場所；フジテレビ1Fシアターモールおよびマルチシアター
開催時間：10:00～18:00
入場料：無料