中谷美紀&水川あさみ、ずぶ濡れシーンを振り返る『ゴーストライター』記者会見

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フジテレビ系列で1月13日にスタートするドラマ『ゴーストライター』(毎週火曜21:00~)の制作発表会見が、東京・丸の内OAZOで行われ、主演の中谷美紀と水川あさみらキャスト陣が登壇。中谷は「オリジナルでどこまでドキドキハラハラしてもらえるかチャレンジングな作品」とアピールした。

本作は、中谷美紀が演じる、30代にして地位も名声も手に入れた人気作家・遠野リサが、創作活動に行き詰まりを感じ、水川演じる小説家志望の遠藤由樹に自分の名前で“ゴーストライター”として文章を書かせてしまうことをきっかけに展開する。ふたりの女性の対決と友情、人としての成長を描いたヒューマンサスペンス。

会見の中で中谷は、昨年の佐村河内氏の会見を役作りの際に参考にしたことを明かし、「偽りの自分を正当化していたと感じた」と語りつつ、「調性音楽の復権ということを言っていて、ロマン派や調整音楽を復活させたいという思いは本当だったのかなと思いました」とコメント。「リサもゴーストライターを依頼してしまいますが、書きたいという思いは偽りのない真実であるということはしっかり演じたいと思っています」と意気込みを語った。

また、劇中では、雨の中で中谷と水川が掴み合ってもつれ合うシーンがあり、当初、スタントの代役を用意していたが、本番では実際に二人が演技をしたという。このことについて中谷は「当初、スタッフの方々の配慮もあって、引きの映像はゴースト(スタント)の方々で撮る予定だったのですが、あまりにもキレのいい姿だったので、思わずあさみちゃんにアイコンタクトとして本人でやっていいですかと頼みました。せっかく準備してくださったスタントの方には申し訳ないと思ったのですが、私たちふたりで実際にずぶ濡れになりながら、髪の毛をひっぱり、蹴る殴るシーンを撮影しました」と舞台裏を明かし、仕上がりを見た水川も「自分たちでやって良かったなって思いました」と振り返った。

会見には中谷と水川のほか、三浦翔平、菜々緒、キムラ緑子、江波杏子、石橋凌、田中哲司が出席した。

■『ゴーストライター』
2015年1月13日(火)21:00スタート(フジテレビ系列)

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