飯豊まりえ、藤ヶ谷太輔&窪田正孝には「全てを見透かされている」

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――第1話の放送終了後には、ネット上に飛び交った意見を見ると大好評でしたが、飯豊さんの周りでも何かリアクションはありましたか?

友達から、「キラキラしてたねー」とか「晴美ちゃんが季節感感じられないけど」っていうツッコミがありました(笑)。そして、何よりも、とにかく「藤ヶ谷さんカッコ良かったね」とか、1話のラストに窪田さんが少しだけ登場したんですけど、「あの登場でより深みが出たね」って言われました。でも、私についてはほとんど何も言われなかったです(笑)。

――モデル・女優仲間の方からはいかがでしたか?

(広瀬)すずとは作品の話を結構するんですけど、『MARS』については、内容が内容だけに「すごい経験しているんだね」って言われました。

――2015年は、広瀬さんと共演した『学校のカイダン』(日本テレビ)のほか、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』(フジテレビ)などの話題作にも出演されていましたが、女優としての転機となった作品は?

ターニングポイントになったのは、やっぱり、この『MARS』ですね。『あの花』で泣かないといけないシーンがあって、「泣かなきゃ!」って思っていたら泣けなくなってしまって、一度壁にぶつかりました。それからは、泣くお芝居に不安を抱いていたんですけど、『MARS』の現場では、役についての向き合い方やお芝居の入り方、共演者のみなさんの姿勢とかを、短期間で勉強することができました。それに、恋愛物でヒロイン、さらにキスシーンがあるという全部が初めてのことだったので、忘れられない作品になりましたね。

――そんな飯豊さんですが、2016年のネクストブレイク女優としてお名前が挙がっています。今後、挑戦してみたい役柄などはありますか?

えっ!? そうなんですか! 嬉しいですけど逆にプレッシャーですね(笑)。高校生なので、『バトル・ロワイアル』(2000年公開の映画)のように制服を着て戦って、血だらけになってしまうような役など、アクションもやってみたいです。せっかく、まだ高校生なので、とにかく制服を着た役はたくさんやりたいです。もちろん、同世代の子が見てくださる、キラキラした作品にも出演できたらと思います。

――アクションに興味を持たれたきっかけなどはありますか?

小さい頃から特撮が好きなんです。実際に『獣電戦隊キョウリュウジャー』(テレビ朝日)のバイオレット役で出させていただいて、その時にちょっとだけやらせてもらいました。あと、今回の現場で、窪田さんが出演されている『HiGH&LOW』(日本テレビ)を見ていたんですけど、「何コレ!!」って衝撃を受けて、「私もやりたい!」ってなりました。

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