■長瀬智也
――共演陣について
武井さん、野村さん、北大路さんのお三方とは初共演で、小雪さんとは久しぶりの共演なので、5人で面白いケミストリーが起こるんじゃないかなと思っています。みんなで同じ方向を向いてお芝居したいです。
――ヒロインの武井咲さんの印象は?
役作りの姿勢にストイックさというか、肝が据わっている女優さんだなと感じました。一方で、たまに見せる笑顔がかわいらしかったです。
――岸京一郎を演じるにあたり意識していることは?
偏屈が故に、そういう人間にしかできないこと、岸にしかない魅力を自分なりに掘り下げたいです。それを岸のバックボーン含めドラマ全体で描き、見ている人に何かメッセージを伝えられたらと思っているので、おもいっきりやりたいです。
■武井咲
――長瀬さんとは初共演ですね?
すごく優しい人だなっていう印象でした。私が(リハーサルで)緊張していたのを感じ取ってくださり、同じ目線で芝居を探り探りやってくださり、優しかったです。また、長瀬さんが出演されていたドラマは好きでたくさん見ていたので、今回共演できることをうれしく思います。
――演じる宮崎智尋をどのように伝えたいですか?
宮崎は仕事をまっすぐに頑張る女の子なので、そこを見せていけたらと思います。岸先生とのやり取りが宮崎らしさを一番出せるところだと思いますし、人間らしさみたいなものも見せていきたいです」
■野村周平
――長瀬さんとは初共演ですね。
長瀬さんは僕の中では“兄貴的なイメージ”なので、かわいがってもらえるようにがんばります。
――原作・台本を読んだ感想を教えてください。
病理医という難しいテーマの話ですが、コメディータッチかつわかりやすい表現が多いので、マンガも台本もスラスラ頭に入ってきました。
―― 森井久志をどう演じていきたいですか?
原作ファンに恥じないような森井久志を演じていきますので、応援よろしくお願いします。
■小雪
――5年半ぶりとなる長瀬さんとの共演については?
共演者を温かく包んでくれるような長瀬さんとの共演にすごく安心感があります。長瀬さんはこの原作の主人公である岸先生にぴったりだと思います。今からこの作品をドラマにできることをとても楽しみにしています。
――原作・台本を読んだ感想を教えてください。
医療の世界はもっと緊迫感にあふれているのかと思っていましたが、このマンガからは緊迫感に加え、それだけではない部分の医師の心情が伝わってきました。そういった部分も大切にしながら、登場人物の心情を丁寧に演じていければと思っています。
――細木まどかをどう演じていきたいか?
まだ原作のマンガは続いていますし、マンガとドラマでは描き方がまた違うと思いますが、ドラマで表現できるよさを、この医師・細木まどかという人物に心を吹き込んでいきたいと思います。また、周りの方々に意外と言われますが、医師役が初めてになります。ぜひ楽しんで演じてみたいと思います。
■北大路欣也
――中熊教授について。どう演じていきたいか?
仕事が人間の根幹を左右するようなポジションで、医学の根幹を担っている究極の職場だと感じています。そういう世界は僕たちが想像できない世界ですが、想像して演じなくてはいけないと思っています。
――初共演となる長瀬さんの印象を教えてください。
総合して“タフガイ”だと思う。岸京一郎という役がピッタリなんじゃないかな。コマーシャルなどですごくはじけている一面を見せたかと思うと、ガッという恐い面もあるっていう感じ。ちょうどそういった振幅が今回の作品に活きてくるんじゃないかなっていう気がしています。