KANA-BOON×シナリオアート『すべてがFになる THE PERFECT INSIDER』スプリットシングルで敵対心!?

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そして、スプリットシングルとしてタッグを組むことについて、古賀は「普段、同じ時期にCDを出したらライバルなわけじゃないですか。それが今回は味方ということで心強い。1割くらい敵対心があるけど」と笑顔を見せ、一方のハヤシは「9割くらい敵対心(笑)」とジョークを交えつつ、「めちゃくちゃ意識した」と本音。曲を作り終わるまでは影響されたくないので「talking」を聞かないようにしていたことを明かし、「マスタリングの時に初めて聞いたのですが、すっごく格好良かったので聞かないで良かった(笑)」と話した。

また、アニメとのタイアップで楽しみなことを聞くと、すでに『NARUTO』シリーズでタイアップ経験があるKANA-BOONは、「バンドのファン層とは違う下の年代の子がツアーに来てくれて凄いなと思いました。今回は逆に上の年代の人たちが見るアニメだと思うので、放送が始まっての反響が楽しみです」(谷口)とコメント。一方、初のアニメタイアップとなるシナリオアートは「今まではライブで届けた音楽を、口コミで広げてもらったりすることが多かった。それが、テレビを通して僕たちのことを知ってくれるのは楽しみですし、そうやって知ってくれた人たちが、僕らのライブに足を運んでくれることを期待しています」と視聴者に呼びかけた。

そして、“ノイタミナ”のイメージを聞くと谷口は「アニメ主題歌という枠だけではなくて、ひとつのバンドとして汲んでくれている感じがする」と、アーティストとして参加できる喜びを語り、「印象的な作品があるか?と尋ねると、集まった7人が口をそろえ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』をあげ、「ガリレオガリレイの『青い栞』が好き」「めっちゃ泣いた」「俺たち、あの花っ子の集まり(笑)」と、トークに花を咲かせた。

最後に、それぞれに今後の目標を聞くと、谷口は「将来、振り返った時に“あのときスプリットシングル出せて良かったよね”と思えていたら嬉しい」、ハヤシは「KANA-BOONは僕らより先に行っている存在でもあるので、今聞いてくれている一人一人にシナリオアートという音楽を届けていきたい」と、今後の活動へ意気込みを語った。