『世にも奇妙な物語』映画監督&主演キャストを発表「映画監督編」

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■コメント

本広克行監督(約20年ぶり4作目)
「『奇妙』の前身『奇妙なできごと』(1989年~1990年深夜枠で放送)ではADもやっていました。『奇妙』のコンセプトは身に染みています。正統派をガッツリ見せていきます。と同時に崩していくところもありますし、社会に訴えていくところもあります。小椋プロデューサーに言われたことよりさらにどんでん返しを2、3加えたりしました」

妻夫木聡
「(『奇妙』は)僕にとってどこか登竜門のような存在だと考えていました。それは脚本家さんや監督さんにとっても、もしかしたらそういう存在なのかもしれません。いつか出てみたいとずっと心の奥底にしまっているような存在で、『美女缶』で初めて出演できた時は不思議な感じでした。人間の想像力は果てしない。その中にはかなさを感じさせてくれる。そこが僕にとっての『世にも奇妙な物語』の魅力です」

佐藤嗣麻子(約15年ぶり2作目)
「SFが好きなのですがこのジャンルの作品が最近減っているので(『奇妙』は)貴重な場だと思っています。(放送分数が)20分位の長さの作品をつくることも最近はないですから楽しい作業です。前回は地方ロケもしましたが、今回は小さい世界で撮ってみたいと思いました」

竹内結子
「(佐藤監督との初タッグについて)なるべく考え込まず、必要以外の準備をせず、監督を信頼するという気持ちだけ携えて撮影に臨みたいです。出演するキャストが非常に少ない作品ですので、佐藤監督を独り占めする勢いで指示を仰ぎたいと思います」

山崎貴(初監督)
「ずっと『奇妙』をやりたいと思っていました。“This is『奇妙』”ということをやってみたかったので、そういう視点で作品も選びこれぞ『奇妙』というものができたと思います。ある種クラシカル、昔ながらの『奇妙』の味わいを出せたと思います」

中田秀夫(初監督)
「『奇妙』はホラーなだけでなく不条理や人間の業が出ます」

中谷美紀
「まさに中田監督が最も得意とする心理的な恐怖表現と言いますか、日常に潜む恐怖を扱った作品です。十何年もお会いしてなかったのですが、その間に監督はいろいろな道を歩んでこられたと思いますので、私も成長できているかはわかりませんが、お互いお会いしていなかった間の人生が反映されたらいいかなと思います」

清水崇(初監督)
「高校生の頃からずっと見ていました。歴史ある番組の演出をさせていただき光栄です。ご覧になった方が“これおもしろかったね”ということになった時に“あれ、これあのホラー撮っている人なんだ”と思ってくださったらうれしいです」