阿部寛、池井戸潤原作ドラマ『下町ロケット』主人公との共通点は“理数系の男”

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――今回は、注目の若手女優・土屋さん、44年ぶりにTBSの連続ドラマに出演する杉さんなど、共演者にそうそうたる顔ぶれが決定しています。

「半沢直樹」を拝見した時も思いましたが、このチームの作品には、本当にいろいろな役者さんが出演されます。今回も福澤監督が考えて下さったと思うので、きっと面白い現場になるだろうなと思いました。

――土屋さんと親子役を演じることが話題となっていますが、土屋さんに期待する部分はありますか?

土屋さんとお会いした時、とてもキラキラしている方だと思いました。うまくは言えないのですが、中身のある方ですね。また、これまでも父親役を演じたことはありますが、疑似家族や変わった関係の家族のことが多かったので、血縁関係のある親子役はおそらく初めてです。子どもも今までは小学生くらいの子が多かったですが、土屋さん演じる利菜は高校生。大きい子どもがいる父親の役も初めてです。高校生というと反抗期の子どもも多いので、そういった親子の微妙な関係を演じていくことになりますね。土屋さんとどのような関係を作っていけるかが楽しみです。

――どんな撮影現場になりそうですか?

「テルマエ・ロマエ」をはじめ、今までは単独プレイの作品もありましたが、今回は、自分含め社員みんなが助けたり助けられたりするお話です。ですから、現場も「仲間と一緒に立ち向かい、戦っていく」という雰囲気になるのではないでしょうか。

――今回のドラマは、原作の連載と同時進行で放送するという異例の試みが行われます。ドラマ前半は既刊の内容を元に、後半は全く新しいストーリーが原作と同時に綴られるとか。

勢いがあって面白い企画ですよね。ドラマと原作が同時進行ということは、原作が当て書きになる部分もあるかもしれません。池井戸さんがドラマをご覧になり、いろいろな発想をしてくださるかもしれないので、僕も頑張らなくてはと思います。

――では、ドラマのスタートを楽しみにしている方にメッセージを!

いろいろな人が楽しめる作品作りを目指しているので、男女問わず、いろいろな方に見ていただきたいです。楽しみにしていて下さい。

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