雨宮天の個人的な“叫び”に長井監督「2~3個買ってあげる」『心が叫びたがってるんだ。』

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また、それぞれが「叫びたがってること」を書いたパネルを披露するコーナーになると、内山は「なぜこのタイトル?!」と書かれたパネルを披露。取材時に必ず「心から叫びたいことは?」と聞かれたと言い「正直ネタがない。心が空っぽです」と理由を説明すると、タイトルを決めたという脚本の岡田が「申し訳ないです(笑)でも、自信を持ってます!」と言って、再び爆笑。


さらに雨宮が「新しいマットレスが欲しい!!」と個人的な叫びを披露。「知人からダブルベッドを譲ってもらって使っているんですが、マットレスだけはシングルなので、そろそろ寒くなってきたし、この機会にダブルのマットレスが欲しいな(笑)」と理由を明かすと「超個人的な叫び(笑)」と周囲はツッコミ。そん中、なぜか長井監督がふられ「俺!? 俺もそんなに裕福なわけではないので……。この映画がウルトラ大ヒットしたら2~3枚あげます。それくらい懐の広いところを見せたいと思います」と宣言。しかし「そんなに何枚もいらないでしょ?」と総ツッコミを受けるなどして大盛り上がりを見せた。

最後に長井監督が「本当に自分がこういうところに立っているのが悪い冗談じゃないか。皆さん来ていただいていると実感して心がいっぱいになっています」とあいさつ。笑顔の絶えない初日舞台あいさつを終えた。

本作は、フジテレビの深夜アニメ枠“ノイタミナ”ほかで2011年に放送され、2013年8月に劇場版も公開された『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の制作チームの最新作。何気なく発した言葉によって、家族がバラバラになってしまった成瀬順。幼少期、“玉子の妖精”にお喋りを封印され、呪いをかけられ、それ以来、心を閉ざし、コミュニケーション手段が携帯メールのみとなってしまった……。そんな彼女が、高校2年生になり、全く接点のない3人のクラスメイトと「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命され、ミュージカルを行うことになる。秩父を舞台に繰り広げられる青春群像劇だ。

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