三木監督との作品作りの現場は?
今回のストーリーは、熱海で3年前に起きたスクールバスとともに美人女子高生の4人が忽然と消えた事件の真相を探るミステリードラマですが、シュールな小ネタが満載の脱力系 “
三木ワールド”も健在。そんな『
熱海の捜査官』の現場に入った印象を
オダギリさんに尋ねてみました。
――ドラマの舞台はタイトルにもあるように「熱海」ですが、どんなイメージを持ちましたか?
最初の企画段階で
三木さんから聞いて、場所的にちょうどいいなと思いました(笑)。東京からの距離もそうだし、みんなが熱海に対して抱いているイメージが、ちょっとゆるい感じとか、ちょうどいい塩梅だと感じました。
――まだ熱海には数回しか行ってないそうですが、現地でのエピソードはありますか?
3カ月間撮影があるって聞いた時は、熱海に部屋を借りようかと考えていたんですよ。てっきり行きっぱなしになるんだと思っていたんですけど、実際は数えるほどでした。最初に熱海に行った時、「やっぱり魚が美味いんだろうな」と思ってすし屋に入ったんですけど、僕が入った店がハズレだったみたいで、とんでもなく不味かったんですよ(笑)。きっと美味しいすし屋もたくさんあるんでしょうけどね。お店も夜8時ぐらいには大体閉まってますし、今考えると行きっぱなしじゃなくて良かったと思わなくもなくはない(笑)。
――久々に三木さんと現場をともにして、改めて感じたことは?
視聴者の方はゆるいところが好きだと思って観てくださると思うんですけど、現場は厳しいというのかものすごく緊張感があって、その感覚は久しぶりでした。
三木さんの現場はゆるい瞬間なんて一瞬もないので、日々張り詰めている状態ですね。でも、それこそが
三木さんの現場だなと実感しています。
――では、現場での三木さんとのやりとりも相当張り詰めている?
スタッフ、キャストとも脱力することがない厳しい現場ですけど、
三木さんとの会話は相変わらずくだらないことを探し合うような会話で、内容は結構ゆるいです(笑)。
――現場の緊張感をオダギリさんはどのように受け止めていますか?
慣れあいで作っている笑いが一番笑えないんですよね。人を笑わせるのはそれほど大変な事なんだと受け止めています(笑)。