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インタビュー

INTERVIEW216 オダギリ ジョー

三木監督が手掛けた脚本を読んで

全話の監督・脚本を三木聡さんが務めるというテレビ界の常識を覆す画期的な試みに挑んだ『熱海の捜査官』。「時効警察」シリーズのほか、映画でも一緒に作品作りを行い、三木さんに絶大なる信頼を寄せるオダギリさんに、その脚本の印象を伺いました。

――全話の脚本を三木さんが手掛けているそうですが、台本を読んだ第一印象はいかがですか?


台本がすでに面白いんですよね。きちんと計算されたストーリーだし、脚本家でさえなかなかあんな脚本を書ける人は少ないんじゃないかなって思うくらいひき込まれました。

――今回のドラマの脚本を三木さんが書くことになったきっかけは?


この企画の話を三木さんとしたのが去年の夏ぐらいで、三木さんが「じゃあ、脚本書き始めますね」って言ってくれたんですよ。ちょっと話はそれるんですけど、ちょうどその頃僕も別の作品の脚本を書いていたんですね。僕は僕、三木さんは三木さんで同時期に執筆していたんですけど、年末に「脚本が上がった」と連絡をもらった時には、すでに三木さんは全話分書いていて。僕は自分の脚本が全然書けてなくて、そのスピードと質の高さにびっくりして、やっぱり才能ある人にはかなわないなあと思いましたね。

――今回演じられる星崎はどんな男なんでしょうか?


それが、一番苦手な質問なんですよね……(笑)。自分の役を説明するのが、いつも全然できないんですよ(笑)。

――では、台本に初めて目を通す時は、いつもどんな風に読み進めているのでしょうか?


役のプランを立てながら読みますけど、僕が読んだイメージが正解とは限らないから、さぐりさぐりで読んでいます。三木さんの台本を汚すことなく、いい作品にするにはどうしたらいいか、というような気持ちが強いかもしれません。

――三木さんの作品をよりいいものにするには、何が必要だと思いますか?


やっぱり三木さんの感性を理解しようとすることでしょうね。テレビの現場ってスピードがすごく早いので、間違えたてとらえていたとしてもOKにせざるを得ない場合があると思うんですよ。でも、そうならないように僕がきちんと理解して、三木さんが安心して他に意識を向けられるようにしてあげたいと思いながら演じています。


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