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金曜ロードSHOW!『メン・イン・ブラック』
1997年制作/アメリカ/HD放送/二ヶ国語/字幕
トミー・リー・ジョーンズ&ウィル・スミスの凸凹コンビが送るSFコメディ「メン・イン・ブラック3」が5月25日(金)に日米同時公開。K(トミー・リー・ジョーンズ)が亡くなったと知らされた J(ウィル・スミス)が、40年前にタイムスリップ。若き日のK(ジョシュ・ブローリン!)とともに、何者かによってすり替えられた過去の謎を解き明かす! 「メン・イン・ブラック」シリーズ待望の最新作公開を記念して、KとJの出会いを描くシリーズ第1作が公開当日に「金曜ロードSHOW!」に登場!
“メン・イン・ブラック”とは、UFOやエイリアンを目撃した人々の前に黒づくめの男たちが現れるという、アメリカの一種の都市伝説から生まれた言葉。そこから発想を得た本作は、エイリアンたちが普通の人間のフリをして地球で暮らしているという設定。トミー・リー・ジョーンズ演じる「メン・ イン・ブラック」通称MIBのエージェント・Kは、うっかり人間の前に姿を現してしまったエイリアンの証拠隠滅や、彼らの移住に関する手続きなどを任務としている。物語は、ウィル・スミス扮するNYPDの刑事・ジェームズが、エイリアンの犯罪者を逮捕してしまったことから始まる。ジェームズに興味を抱いた Kは、彼をMIBにスカウト。ジェームズは過去を消し、エージェント・JとしてMIBの任務に就くことになり、2人はコンビを組むことに。
一番の魅力は、当時では考えられなかった二大スターの顔合わせ。近年では本作を元ネタにした某缶コーヒーのCMで茶目っ気のある演技を見せているトミー・リー・ジョーンズだが、1997年当時は、「逃亡者」(93年)でアカデミー助演男優賞を受賞するなど超カタブツなイメージの演技派俳優。かたやウィル・スミスはラッパー出身で、「バッドボーイズ」(95年)や「インデペンデンス・デイ」(96年)などの超大作に出演 しているとはいえ、まだ「演技派」とはほど遠い存在。そんな2人がコンビを組むことで見事な化学変化を見せ、その後の2人にとっての代表作となる名作を生みだしたのだ。無表情なKと破天荒なJのテンポの良いやり取りは、何度観ても愉快!
そして彼らと“競演”するエイリアンたちの造型も面白い。「スター・ウォーズ」を手掛けた特殊メイクの魔術師、リック・ベイカーが、数々のクリーチャーをリアルに作りだした。今回の敵・エドガーは、見た目は人間だが中に潜んでいるエイリアンが時々顔をのぞかせてしまうという設定のため、演じたビンセント・ドノフリオの顔を元に、緻密に計算された特殊メイクが段階を追って施されている。その変化の過程に注目だ。
監督は「アダムス・ファミリー」シリーズなどを手掛け、最近では映画やテレビの製作者として活躍中のバリー・ソネンフェルド。製作総指揮はスティーブン・スピルバーグ、VFXを手掛けたのはILM、音楽はダニー・エルフマンとビッグ・ネームが名を連ねたメガヒット・ムービーだ。シリーズ第3作目を観る前に、ぜひSF史に残る名コンビが生まれた作品をおさらいしておこう。