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厳しい測量官としての教育を受け、陸地測量手となる。明治三十九年、これまで前人未踏と言われていた霊峰「劔岳」の測量の命令を受ける。
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幼少期から山仕事に従事し、山岳に精通している。多くの登山家から尊敬され、仲間からの信頼も厚い。自然を敬い、自分の身よりも他人を気にかける、熱く優しい男。
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柴崎芳太郎と同じ陸地測量部に所属、測夫として柴崎の助手を務める。
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夫が測量の仕事で家を空けることが多いことに寂しさを感じることもあるが、測量の仕事に誇りを持って過酷な任務に挑み続ける夫を慕い、穏やかに見守る。
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日本山岳会の劔岳登頂の一団を率いる。ヨーロッパ製の最新道具を備え、「我々が先に劔岳に登ってみせる」と、登山前の下見に来ていた柴崎と長次郎に言い切るなど、挑発的な態度を見せる。
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かつて軍の指令で劔岳の測量を目指し登頂に挑むが、劔岳の険しさの前に登頂を断念した経験を持つ。助言を求めに来た柴崎に過去の経験を話し、そして案内人として長次郎を薦める。