
1985年~86年にかけて「LaLa」(白泉社刊)で連載され、圧倒的な支持を得た漫画がありました。世俗から切り離されたように、丘の上に建つ桜の樹に囲まれた女子高を舞台に、多感な少女時代を描いた青春物語。世代を超えて今なお人々の心に刻まれ、名作コミックとして読み継がれているその作品の名は「櫻の園」。
1990年には中原俊監督が映画化。中島ひろ子、つみきみほ、白島靖代らフレッシュな女優を輩出するとともに、日本アカデミー賞優秀作品賞をはじめ、その年の映画賞を多数受賞し、大きな話題を提供しました。『櫻の園』は、これから女優へと大きく羽ばたいていく少女達の登竜門的な映画であったと言っても過言ではありません。
あれから18年。本年、福田沙紀という逸材を得たことから、再び中原俊監督が新しいキャラクターを作り出すことで、「今の時代だからこその“櫻の園”」を製作することを決意。そして、全く新しい「櫻の園」を作り上げました。“櫻の園”と呼ばれる名門女子高を舞台に、6人の女子高生が、学校で禁止されているチェーホフの「櫻の園」を演じることによって、閉寒した伝統を打ち破り悩みながらも、しっかり確実に人生の一歩を踏み出していく様子を描いた胸キュンストーリーです。