
朝も早くから、腕をふるって弁当を作る女(永作博美)。後から起きて、あまり会話を交わさない男(ユースケ・サンタマリア)。2人はともに37歳。長年、同棲生活を続けていることで、一緒にいることが、ごくごくあたりまえになっていた。お互いに結婚を望んでもいるが、完全にタイミングを逸している状態だ。「じゃ、後ほど」と言いながら、女は男より早く出勤する。
女はR246沿いのビルにあるギャラリーに勤務し、男はそこから見える路上で移動式カフェ“金魚屋コーヒー”を経営している。
昼休み。近くの公園のベンチで、いつものように女は男が来るのを待ち、男がやってくると一緒にお手製の弁当を食べる。そして、「じゃ、後ほど」と言いながら、女は男より早く職場に戻る。毎日、同じことの繰り返し。慣れとともに、以前より少なくなっていく、日々のコミュニケーション。
ある日の午前、女が“金魚屋カフェ”にやってきた。「ちょっと話をしよう」と言いながら・・・。
監督:ユースケ・サンタマリア 詳細はコチラ
脚本:ユースケ・サンタマリア、岡田俊平
出演:ユースケ・サンタマリア、永作博美