
最凶の名を轟かす2人の極悪ヤンキーを兄に持つ、内気な高校生・三郎の受難を描いた苦悩系アクションギャグマンガ『エリートヤンキー三郎』。阿部秀司のペンにより2000年に「ヤングマガジン」(講談社)で連載が始まるや否や、その独創的なギャグの数々と豊かすぎる個性を放つキャラクターたちが読者の心を鷲づかみにし、メガヒット。連載は足掛け9年目に突入し(現在は「第二部:風雲野望編」)、単行本は累計で450万部を突破(第一部全26巻、第二部既刊14巻)、2007年春にはテレビ東京系「ドラマ24」の第7弾としてドラマ化を果たし、原作から抜け出たかのようなハマり過ぎのキャストと、大いなる遊び心をもったハチャメチャな演出で熱狂的なファンを獲得した。
そしてついに、満を持しての映画化が実現。テレビ東京の連続ドラマからは初の映画化という快挙である。メインキャストはドラマ版をほぼ踏襲、主役の大河内三郎役はもちろん、石黒英雄だ。08年、ドラマ「ごくせん」出演で多くの女性ファンを獲得した若手有望株が、待望の映画初主演を果たす。「第17回JUNONスーパーボーイコンテスト」でグランプリを奪取したほどの端整なマスクとは裏腹に、鼻の穴を大きく開いて白目を剥く独特の三郎スタイルを身につけた石黒の、鬼気迫る演技に注目だ。三郎に悲劇をもたらす一郎&二郎には小沢仁志&小沢和義。これ以上ないであろうコワモテかつ実の兄弟でもある彼等が、17歳と16歳の凶悪ヤンキーに扮し、スクリーン狭しと大暴れする。