村上龍が旬の経済テーマを旬の経済人に直撃します。今回のテーマは、流通スペシャル「地方スーパーの逆襲」。
【内容】
「消費不況」と言われて久しく、全国でスーパーの苦戦が続いている。
全国スーパー売上高(日本チェーンストア協会発表)は、実に19カ月連続で前年同月比割れ。消費者の財布の紐は固いままだ。しかし、いつの時代にも、独自の戦略で勝ち続ける勇者はいる。地方には、地元客を熱狂させるスーパーがまだまだあった! 村上龍が「地方の雄」たちの強さの秘密を探り、流通の今に迫る。
【詳細】
■埼玉の雄「ヤオコー」 〜「個店経営」で驚異の21期連続増収増益〜
埼玉県を中心に関東地方に106店舗展開する中堅スーパー「ヤオコー」。この消費不況の時代にあって、21期連続の増収増益と驚異の業績を誇る。
その秘密は、チェーンでありながら、店長を中心としたそれぞれの店舗のスタッフに、商品構成や店のコーナー作りなどの決定権を大幅に委譲した「個店経営」にある。
ヤオコーの創業は1890年(明治23年)、埼玉県小川町に創業した小さな青果店だった。その後、後を継いだ現在の会長川野幸夫が、チェーンストア化し、店舗拡大を進めてきた。
その手法は、他の大手チェーンストアと同様、効率を重視し、本部の主導で店舗を画一化するものだった。しかし、川野は、いち早く多様化する消費者の価値観に対応すべく、消費者に近い現場スタッフ主導の個店経営に舵を切り、独自のチェーンシステムを築いてきた。「個店経営」の強さの秘密とはいったい何か?
■福岡の雄「スーパーまるまつ」〜「IT経営」で地域シェアNO.1〜
福岡県柳川市にある「スーパーまるまつ」は、たった1店舗の地場スーパーだ。しかし、チェーンストアを含め、小売各社がしのぎを削る激戦区にあって、地域シェアNO.1を保ち続ける人気店。この店を作り上げたのが社長の松岡義一だ。
松岡が作り上げたのが、「IT経営」。過去30年に渡って蓄積した販売データを徹底的に分析し、売り上げ予測をシミュレーション。この日に、この価格で売れば、何個売れるのかを完全に予測することができるという。この方法によって、「値引きなし」「売れ残りなし」を実現し、ロス率はわずか2%だ。さらに他にも"目から鱗"のシステムがあるという。たった1店舗のスーパーが、大手を食う!その秘密に迫る。
【出演者】
メインインタビュアー:村上龍
サブインタビュアー:小池栄子
ゲスト:ヤオコー会長 川野幸夫氏
スーパーまるまつ社長 松岡義一氏
専務 松岡尚志氏
【放送】
8月23日(月)22:00~23:24
(テレビ東京系列・一部地域を除く)
テレビドガッチが