現代日本人の身近に起きる様々な社会現象をテーマに、"今"を捉える知的エンターテインメント番組。
アカデミックな論文から商店街の声まで幅広く取り上げ展開します!
【司会】
ビートたけし、国分太一
【ゲスト】
西田敏行、寺井尚子(ジャズヴァイオリニスト)
【内 容】
自分好きのブームに乗って自分を美しく撮る機能の付いた携帯電話や、自分が主役の漫画、プロモーションビデオといった様々な商品が売られている。更には自分ヌードを撮影する人も急増中!その背景は1996年にあるという!?また自分好きが度を超すと人格障害に陥るという事例を紹介。そして「自分好き」になって夢や仕事に成功した人達や、自嫌いな人も自分好きになれる方法を伝授する。その他、自分好きの心を満たすグッズを紹介。
【詳細】
●自分が好きでたまらない!
今、巷に"自分好き"が増えているというのだ。そんな自分好きのブームに乗って様々な商品が売られている。なんと、自分をキレイに撮るための機能がついている携帯。自分の写真をパソコンから送信すると、パッケージになったお菓子を作ってくれるサービス。(45個入りで約2000円)。ストーリー自由の、自分が主役の漫画は全4ページ、50部刷って約5万円。そして、自分のプロモーションビデオ(PV)まで。大好きな自分をとことん堪能できるこのPVは、5曲まで収録できてお値段28万円~。さらに驚きの自分好き現象が「ヌード撮影」。都内の会社に勤めるOL・Aさん(28歳)に密着。プロのモデルでもないのに、わざわざお金を払ってヌードを撮ってもらい「落ち込んだ時に見て元気を出す」のだと言う。これぞ究極の自分好き。最近では、雑誌などの影響により一般男性のヌード撮影も後を絶たないという。ベストショット20枚をアルバムにしてくれ、約8万円。
今や堂々と自分好きを公言し、アピールする時代。奥ゆかしさを美徳としてきた日本人が、なぜ自分をアピールするようになったのか。様々な社会現象をもとに、ニッポン人の心理を研究する八幡心理教育研究所・臨床心理士の八幡洋先生はこう語る。「今の自分好き現象が始まったのは1996年です」と。
1996年といえば、アトランタオリンピックで銅メダリストの有森裕子氏が発した「初めて自分で自分を褒めてあげたい」。この感動的コメントが流行語になると共に、プラス思考、自分好きになることを説いた『脳内革命』(春山茂雄著)がベストセラーに。日本人の意識を大きく変えた。さらにIT革命により、パソコンやインターネットが一気に普及。「今の自分好き現象は一時的なブームではなくて、これまでの流れからまた必然的なもの。これからも一億総自分好き現象はずっと続いていく」と先の八幡先生は言う。
●本当は怖い!? 自分好き
八幡先生によると自分好きは様々なタイプに分けられる。自分の姿を反射できるものに映してはうっとり酔いしれる「耽美型」。単なる見た目ではなく、体を鍛えた自分の努力に酔いしれる「肉体美型」。常に自信たっぷり、自らをスーパースターと名乗ったりするのは「世界の中心はオレ様型」。また、過去の栄光を話したら止まらない「説教陶酔型」。自分の言葉に酔うこのタイプは例え話が多い。そして、自らを「プリクラ王子」と名乗り、自分の写真だらけのブログをアップ、自分が注目されるべき人間だと考える、一歩間違えると大変キケンな「スター気取り型」の自分好き・聖総悟さん(ひじりそうご・30歳)に番組は密着。30歳にして一度も定職に就いたことがなく、実家暮らしでフリーターの聖さんは、最低でも1日1回はプリクラを撮る。月に1万円以上プリクラに使い、一回につき2時間以上はひとりカラオケをする。そして、「来たるライブに備え、民衆に聞かせるためだ」とアドリブの効いたトークを練習。「多くの自分好きの人たちが"ありのままの自分"が好きなのに対し、聖さんが好きなのは現実とかけ離れた"想像の中の自分"」、と先の八幡先生は指摘する。
実は最近、少子化の影響により、甘やかされた若者がこうした自分好きになる現象が増加。そんな彼らの自分好きが行き過ぎると、自己愛性人格障害になってしまい「強すぎる自己愛から自分は特性だと考え、他人を一切顧みなくなってしまう。こうなると社会に適応できなくなり、世の中に取り残されてしまう」と八幡先生は警鐘を鳴らす。
...などなど、気になる話題が満載です!
【放 送】
3月19日(金) 22:00~22:54
(テレビ東京系列・一部地域を除く)
テレビドガッチが