日本そして世界の経済の動きを幅広いテーマで描くドキュメンタリー。
【内容】
日本人が大好物のマグロ。ワシントン条約ではマグロ禁輸の議案が否決されたが、今後も水産大国ニッポンへの厳しい風当たりは変わらない。マグロの最高級品「クロマグロ」は、国内消費の4割を地中海産の養殖に頼るが、今年の大西洋・地中海の漁獲枠は去年の4割削減。さらに稚魚を獲るのも規制対象になる。これが太平洋にまで広がれば、日本国内の養殖も厳しくなる。実際、回転すし店やスーパーで多く扱われている「養殖クロマグロ」は品薄状態に陥っている。そうした中、マグロなどの水産資源を「獲る」のではなく「育てる」という機運が高まっている。従来の養殖技術の常識を覆す手法が、花開こうとしているのだ。日本が世界に先駆けて挑む最先端の養殖技術。国際的な資源保護・規制強化の流れの中で、水産大国・日本が新たに模索する道を探る。
【マグロを調達せよ...!回転すしチェーン 夏の陣】
最高級の大トロがとれる、クロマグロ(本マグロ)。回転すしチェーンにとって集客に欠かせない。夏休み真っ盛り、子供からお年寄りも「マグロ」目当てにやってくる。
回転すしチェーンの銚子丸は、今月から「トルコ産本マグロフェア」を始めた。地中海で水揚げされた本マグロを1年間、畜養し空輸している。輸入マグロの品薄が続く中、独自の仕入れルートを開拓した。ところが、このフェア向けのマグロは1か月分しかない。3月に仕入れた冷凍物のクロマグロの在庫も尽きてきて...。
【日本の皆さん...マグロは大切に食べて下さい】
スペイン・バルセロナから車で2時間の町、ラメージャ・デ・マール。昔からマグロ漁業が盛んだ。5代に渡ってマグロ漁業を営んでいるペレ・バルフェゴさん。ところが6艘ある、マグロの巻き網漁船は港に停泊中。今年、ICCAT、大西洋マグロ類保存国際委員会によって漁獲が厳しく制限されたためだ。バルフェゴさんは「もっと漁に出ないと、漁船の燃料代もでない・・・」と肩を落とす。そこでバルフェゴさんは、今年から、初めて去年のクロマグロを畜用したものを夏場に出荷することにした。ところが、この水揚げに目を光らせる人物がいた。ICCATから派遣された「監視人」だ。水揚げされるクロマグロすべてを計測し、一匹づつ不正な出荷がないかチェックする。監視人のお墨付きがなければ、出荷すらできない状況なのだ。国内消費量の4割を地中海産の養殖マグロに頼っている日本。クロマグロをめぐる規制強化は日増しに強くなっている。
その他にも、マグロをとりまく興味深い話題が満載!
【案内人】江口洋介
【ナレーター】蟹江敬三
【放送】
8月17日(火)22:00~22:54
(テレビ東京系列・一部地域を除く)
テレビドガッチが