「香港の寿司王」と呼ばれるまでに成り上がった男の波乱万丈の人生を描く!『ルビコンの決断』
人生を賭け、会社の存続を賭け、新しい時代を切り開いていった人たちの "決断"をドラマチックに描き、見ている人たちに勇気を与えていく新しい報道番組。
これまで、カメラで撮影することの出来なかった経済の裏側を、徹底したペン取材によって浮き彫りにし、事実に基づいたドキュメンタリードラマとして描いて行きます。
番組はドキュメンタリードラマの部分とスタジオトークで構成されます。
【内容】
寿司店を世界中に30店舗以上を展開し「香港の寿司王」と呼ばれている男、リッキー・チェン。なぜ、日本から仕入れたネタで世界中に寿司店を展開できるようになったのか。
築地市場の初セリで青森県大間産の本マグロを3年連続最高値で落札し、日本でも一躍有名となったリッキー氏。築地市場の初セリで外国人が競り落としたのは、彼が初めてのことだった。経営する香港の「板前寿司」は、日本から仕入れたネタを使っているというのに、平均客単価は約1500円!一体なぜそんな価格が実現できているのか。「香港の寿司王」と呼ばれるまでに成り上がった男の波乱万丈の人生をダイナミックに描いていく。
2008年。築地市場の初セリで、青森県大間産の本マグロを1人の外国人が競り落とした。男の名は、リッキー・チェン(鳥羽潤)。初セリを外国人が競り落としたのは初めてのことだった。それから3年連続、初セリで大間の本マグロを競り落とし、彼の経営する寿司店「板前寿司(いたまえすし)」は一躍有名になった。現在は香港・中国・マレーシア・日本など、世界で30店舗以上を展開している。人気の理由は味と価格。寿司ネタのほとんどを日本から仕入れているというのに平均の客単価は、およそ1500円という安さ。なぜ、そんなことが実現できたのか?世界に日本の味を広めたいという野望を抱え、10代の時に1人で日本にやってきたものの、閉鎖的な日本の市場では外国人ということで受け入れられなかったリッキーが「香港の寿司王」と呼ばれるまでになった秘密に迫る。
1988年、歌舞伎町にあった高級寿司店『喜久寿司』(きくずし)。香港から日本へやって来ていたリッキー・チェン(当時19歳)は、この店でアルバイトとして働き始めた。幼い頃から日本の文化に憧れを持っていたリッキーは、友達の父親が働いている店で、特別に食べさせてもらった寿司の味が忘れられなかった。当時の香港で寿司は高級な食べ物だったが、リッキーは安くておいしい寿司を世界中の人に食べさせたいという壮大な夢を抱き、父の反対を押し切って来日したのだ。リッキーは皿洗いや掃除など自分の仕事を全うする一方で、大将(小野寺昭)の技を学ぼうと見よう見真似で練習をしていった。ある程度お金が貯まるとやめていく他の外国人と違うと感じた大将は寿司の基本を教えた。
香港で寿司店を開く夢が近づいたと感じたリッキーは、魚の卸売市場(しじょう)に足を運んだ。しかし昔からの信頼関係で成り立っている魚の取引では、実績がなく、ましてや外国人ともなると、魚は全く売ってもらえなかった。市場を通さず、水産加工会社と直接取り引きできないかとも考えたが資金がなくわずかな量しか買えないため、相手にされない。「やはり外国人が日本のネタで寿司屋を開くのは無理なのか・・・」。しかしリッキーは、この後、驚きの行動に出たのだ!
【出演者】
メインナビゲーター:木村佳乃
決断プレゼンター: 池上彰
報道キャスター:大浜平太郎
【ドラマ部分】
鳥羽潤、田中実、小野寺昭
【スタジオゲスト】
高柳正盛(日経トップリーダー編集長)
【放送】
7月15日(木)22:00~22:54
(テレビ東京系列・一部地域を除く)
最終更新 2010/07/15 11:37