TBSでは内館牧子の脚本、清弘誠プロデュース・演出で、平成22年度文化庁芸術祭参加作品『塀の中の中学校』を10月11日(月・祝)よる9時から2時間半にわたって放送する。
このドラマは、長野県・松本市にある「松本少年刑務所」の中にある、日本で唯一の刑務所内の公立中学校「旭町中学校桐分校」を舞台に、生きることの意味、学ぶことの意義を探る感動作。主演のオダギリジョーが副担任役を、中学生役を大滝秀治、すまけい、千原せいじ、染谷将太、そして渡辺謙がそれぞれ演じる。法務省、松本少年刑務所、旭川刑務所、そして実在する刑務所内にある中学校「桐分校」で実際に35年に亘り教壇に立たれていた角谷敏夫さんほか、様々な関係者の理解と協力のもと、塀の中でのロケーションも実現したことでも話題となっている。
舞台となる「旭町中学校桐分校」の生徒は全て受刑者、入学条件は、義務教育を終了していないこと、刑務所内での生活態度が良好で学習意欲があることなどだが、厳しい選考を経て、入学認定会議で認められた受刑者だけが、1日7時間、1年で13科目を学ぶことになる。
生徒の1人として出演している国際派俳優の渡辺謙は、撮影で28年ぶりに詰襟姿を披露し、「刑務所の中へ幾つもの扉とカギを開けて進むわけですが、ここはとても特殊な場所なんだということを、あらためて痛感した。演じる役は受刑者ですが、労働を免除される代わりに、過酷な授業を1年間通して受ける生徒。学ぼうとする姿勢はありますが、罪を犯した人間ですから、そのあたりのアプローチが難しくもあり、ある種の醍醐味でもありました」と、塀の中での撮影を語る。また、「人と人との関わり合い、ふれあいの大切さがこのドラマの骨にあるような気がします。学校の在り方だったり、社会の在り方、もっと言えば人と人との在り方など、そんなところを見つめられる作品だと思います」と、作品の魅力を語った。
『塀の中の中学校』
2010年10月11日(月・祝)21:00~(TBS系)
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