愛すべきダメ人間たちの涙あり笑いありの小さな出会い『陰日向に咲く』
今夜の『金曜ロードショー・陰日向に咲く』あらすじ紹介!
シンヤ(岡田准一)は観光バスの運転手。ギャンブル好きで借金まみれ。日々借金取りに追われながらも、会社から借りたお金でまたパチンコに通ってしまうダメ人間だ。ある日、彼は浅草でスーツ姿の内気そうな女性、寿子(宮崎あおい)と出会う。話を聞くと彼女は、かつて浅草のストリップ劇場で漫才コンビを組んでいた母・鳴子(宮崎あおい・二役)の相方を探しているという。シンヤは一緒にその相方を探してあげることに。
鳴子が漫才の道に足を踏み入れることになったのは、35年前、観光で浅草を訪れたのがきっかけだった。そこで、彼女は駆け出しのお笑い芸人・雷太(伊藤淳史)から無理やりネタを見せられるハメに。雷太の一生懸命さに惹かれて、衝動的に鳴子は上京。2人はコンビを組むことになったのだ。努力の甲斐あって、コンビは人気に。しかし雷太は、ストリップ劇場の花形ストリッパー・ジュピター(緒川たまき)に叶わぬ恋心を抱いていた。
エリートサラリーマンのリュウタロウ(三浦友和)は、街でホームレスのモーゼ(西田敏行)を見かける。世の中のしがらみから解脱したかのようなモーゼの振る舞いに、自分もホームレスになる決意をするリュウタロウ。モーゼに"弟子入り"し、彼の自由奔放すぎるキャラクターに癒されていく。
ゆうすけ(塚本高史)は、アイドルのみゃーこ(平山あい)の熱心な追っかけ。みゃーこの役に立ちそうな情報をファンレターにしたためて送るなど一風変わったファン道を貫き、オタク仲間から一目置かれている。しかし、みゃーこは25歳とアイドルとしては崖っぷち。あるイベントでは、会場にゆうすけの仲間3人しか来ないという悲劇的な状況に...。そんな中、みゃーこがゴールデンタイムのバラエティ番組に抜擢される。
ある日、借金で首が回らなくなったシンヤは、とうとうオレオレ詐欺に手を染めるハメに。何度目かの電話に出たのは、詐欺のカモには理想的な老婆。彼女はしばらく息子と連絡を取っていないらしく、シンヤを息子だと信じている様子。彼女と話をするうちに、シンヤは亡くなった母親のことを思い出す。結局、お金のことは言いだせないまま受話器を置くシンヤ。母の死をきっかけに父親とギクシャクしていた彼は、しばらく前に決定的に父親と仲違いして家を出たのだった。オレオレ詐欺にも失敗した彼は、借金返済の方法を弁護士に相談することにするが、担当弁護士として現れたのはなんと寿子。いたたまれなくなったシンヤは、逃げ場を求めるように老婆のもとへ電話をする...。
同じ頃、リュウタロウが暮らす公園に、一人の探偵が現れた。人気プロ野球選手・川島(浜田学)の父親を探しているという。急に色めき立つホームレスたちの中、モーゼだけが冴えない表情をしている。実は彼が暮らすテントの中には、川島選手の昔の写真が...。結局、父親を迎えにきた川島に連れられて、モーゼは公園生活に別れを告げた。そのモーゼの決断に、リュウタロウの心は揺れ動く。
一方、シンヤを心配する寿子のもとに、雷太とジュピターの現在の状況が判明したという連絡が入る。鳴子とのコンビが売れそうになる直前、ジュピターへの恋に破れてお笑いの道をあきらめた雷太。そんな雷太を思い続けた鳴子。母の想いを雷太に伝えるべく奔走してきた寿子の中でも、何かが変わろうとしていた。
電話でしか話したことのない老婆と会う約束をしたシンヤ。しかし、約束の場所には老婆は現れない。そして彼に告げられる哀しい事実。シンヤは老婆の元へ向かうのだが・・・
嵐の中、運命のいたずらにより全員の人生が交錯する時、小さな奇跡が起こる!
金曜ロードショー『陰日向に咲く』
5月28日(金)21:00~22:54(日本テレビ系)
最終更新 2010/05/28 18:30