京都・祇園。雅で華やかな世界。今回、「報道発 ドキュメンタリ宣言」ではその舞台裏に潜入、舞妓に憧れて修業する1人の少女を1年にわたって密着。
京都府東山区出身の安田千花さん(15)が舞妓を目指すようになったきっかけは祖母。祇園出身の千花さんの祖母は「由利香」という元・芸舞妓だ。幼いころから、祖母の現役当時の話を聞いていた千花さんは、物心がつき始めた頃から、将来は舞妓になるとすでに決めていた。
そして昨年、千花さんは、真剣に舞妓を目指したいという意志を母に告げた。祖母・安田繁子さん(64歳)は大反対。一度、花街の門をくぐって挫折したなら、二度と戻る家はないということを懇々と説得した。それは、祇園で育った女性の宿命だった。それでも千花さんは8キロの減量に成功、その頑なな意志を反対していた祖母に訴え続けた。そして昨年3月16日、中学卒業と同時に置屋・多麻(たま)への入門を果たす。
祇園随一の大所帯、総勢8名が同居する置屋・多麻。置屋では、1軒につき2~4人の舞妓たちを預かり、寝食の面倒を見るのが大半だが、多麻は総勢8名の芸舞妓たちが1軒屋に同居する。女将は松尾久枝さん(71)。千花さんの面倒をみてくれる先輩は、つる葉さん(18歳)。
千花さんの1年間の下積み修業とは、先輩芸舞妓たちの雑用係だ。「仕込みさん」とよばれ、朝はトイレ掃除に始まり掃除、洗濯、先輩の着付け手伝いなど、置屋の雑務全般を任される。通常の置屋とは異なる大所帯ゆえに、その仕事量も膨大だ。大所帯・多麻で暮らす最年長の先輩・琴葉さん(21歳)は、もっとも厳しく、何事にも頼られる存在。その彼女が、祇園を去ることになった。そこには涙の別れが…。
そして、2010 年3月。長い下積みを終えた千花さんは、「豆千花」としてデビューすることになる。夢を実現させた千花さんの思いとは?
報道発 ドキュメンタリ宣言
「舞妓はん誕生〜試練の365日!白塗りの下の涙〜」
2010年3月8日(月) 19:00~19:54(テレビ朝日系)
テレビドガッチが