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「刑事一代 平塚八兵衛の昭和事件史」 記者会見

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%E5%88%91%E4%BA%8B%E4%B8%80%E4%BB%A3%E4%BC%9A%E8%A6%8B.jpg テレビ朝日開局50周年記念期間のラストを飾るドラマスペシャル『刑事一代 平塚八兵衛の昭和事件史』の完成披露記者会見がテレビ朝日にて行われた。

6/20(土)、21(日)の夜9時より2夜連続で放送されるこのドラマは、昭和の名刑事・平塚八兵衛の半生を描くもので、渡辺謙が平塚八兵衛に扮し、制作にあたっては、2007年に放送し高い評価を得た『点と線』の石橋冠監督とそのスタッフが再集結。さらに同僚の刑事・犯人役にも豪華キャスト陣を配し、戦後の事件史を平塚八兵衛の眼を通して克明に描き出していく。

%E6%B8%A1%E8%BE%BA%E8%AC%99%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AB%E5%85%A5%E3%82%8A.jpg 会見には平塚八兵衛役の渡辺謙のほか、八兵衛の同僚・石崎隆二役の高橋克実、新聞記者・岩瀬厚一郎役の小泉孝太郎、新米カメラマン・吉崎真由役の相武紗季、『吉展ちゃん事件』の容疑者・小原保役の萩原聖人、『吉展ちゃん事件』で八兵衛と対立する捜査一課長代理・尾藤和則役の大杉漣が出席。

主演の渡辺謙をはじめ、会見に出席した共演者たちは皆同様に、完成した作品の完成度の高さ、そして現場がいかに熱く燃えていたかを語った。さらに渡辺は、相武との初顔合わせの際、相武演じるカメラマンが八兵衛の写真を思わず撮ってしまい、八兵衛に「勝手に撮るんじゃねえ!」と恫喝するシーンを迫真のものにしようと、相武がセット入りするまで控室にこもり、挨拶もせず初対面のままいきなりこのシーンに臨んで、相武を本当に固まらせてしまったというエピソードも披露。また、4日間かけて撮影された萩原演じる『吉展ちゃん事件』の小原容疑者を取調べる息の詰まるシーンでは、4日間ともスタジオ近くのホテルに泊まり、一度も空を見ることなく、個人的に閉塞感に浸りながらスタジオ入りしたという。

%E6%B8%A1%E8%BE%BA%E8%AC%99.jpg 渡辺謙:昨年の秋に2ヶ月かけて撮影し、数日前に完成したものを自宅で見たのですが、本当にやってよかったと思う仕事になりました。名匠・石橋監督の演出、それをサポートするすばらしいスタッフ、そしてこのすばらしいキャスト陣。その中で誇りを持てる仕事をまたひとつ、させていただいたなと感じています。
実在の刑事である平塚八兵衛を演じるに当たっては?
八兵衛さんは小柄な方で、上司に向かっていったりする時に、必ず下から見上げる目線なんです。今回ほど自分の背をうらんで、悔しいなと思った事はありませんでしたね。でも、撮影前に茨城にある平塚さんのお墓参りをした時、平塚さんのお墓は、非常にユニークなお墓で、ご本人の胸像がついてるんです。その像を、斜めや横から見て、俺もしかして顔がちょっと似てるかも、と思って。そこは、ちょっと拠り所になりました。あと、一番ユニークだなと思ったのは、八兵衛さんと、その奥さんが「え、こんなに?」っていうほど茨城弁。それが土臭さというか、暖かさとユーモアを醸し出していて。とても難しかったんですが、楽しいアイテムでした。

%E9%AB%98%E6%A9%8B%E5%85%8B%E5%AE%9F.jpg 高橋克実:こういう作品にめぐり合えたのはラッキーであり、なかなか無いことだと思っています。毎日、男くさい現場で、中でもダントツに男くさいのが渡辺謙さんで。謙さんはとにかく、ものすごいエネルギーなんですよ。力も強くて、何かいろんなもの壊したりとか、犯人役とかの方につかみかかっていくときにものすごいんですよ(笑)。僕はそれを止める役だったんですけれども、全く役に立たないということがありまして(笑)。出てくる俳優さんが皆さんが熱いんで、そういうところが、素敵に見えればと。すばらしい作品です。

%E8%90%A9%E5%8E%9F%E8%81%96%E4%BA%BA.jpg 萩原聖人:役との出会い、現場との出会い。あの、取調室の(シーンを撮影した)四日間は、自分にとって生涯忘れられないものになりました。僕がクランクインしたのは、茨城の畑だったんですが、その時に、謙さんだけは据わった目で僕を見据えて、「俺は握手なんかしねえぞ!」と、一喝されたんですよ。その時に、「ですよね」と。そうですよね、と(笑)。忘れてたんじゃないですけど、こういう、緊張感が常になきゃ駄目なんだって、武者震いをしました。二日間の放送を、是非楽しみにご覧下さい。宜しくお願いします。

%E5%B0%8F%E6%B3%89%E5%AD%9D%E5%A4%AA%E9%83%8E.jpg 小泉孝太郎:僕は渡辺謙さんと一緒のシーンがたくさんあって、それが何よりも刺激的でした。初日の朝一のシーンが、(八兵衛の)家の前で渡辺謙さんに腕をつかまれて壁に突きつけられるシーンだったんですけど、自分の役目も忘れ、せりふも全て吹っ飛びました(笑)。なんて自分は無力なんだ、と。もう、渡辺謙さんの存在感に打ちのめされました。渡辺謙さんを通じて、平塚八兵衛さんを感じるという、今までにない作品に出会えたなと思います。皆さんが楽しみにしてくれたら嬉しいです。

%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%96%E3%82%B5%E3%82%AD.jpg 相武紗季:この作品に参加できたこと、この場に参加させていただいていることを光栄に思います。出来上がった作品は、ドラマでは想像し得なかった、映画のような迫力に圧倒されました。私はこの作品で平塚八兵衛という人物を知ったんですが、昭和に生きた伝説の刑事を、本当に圧倒的な迫力と暖かさをもって描かれていて、4時間半という長編になっているにもかかわらず、一瞬たりとも目が離せない、とても引き込まれる作品。たくさんの方に見ていただけるとうれしいなと思います。
初対面で渡辺さんに怒鳴られ、固まったエピソードについては?
怖かったです(笑)想像以上に怖かったです。だけど、とても勉強になりました。楽しかったです。

%E5%A4%A7%E6%9D%89%E8%93%AE.jpg 大杉漣:本当に、この作品に参加できたことをすごくうれしく思うと同時に誇りに思います。僕は、石橋監督とは初めてお仕事をさせていただいたんですが、類型ではない演出、そして人間の捉え方っていろんな捉え方が出来るんだ、そしてどういう風に転んでも良いんだっていう、非常に、柔軟さと、ある種のユーモアと緊張感を兼ね備えた演出を目の当たりにしたということに、俳優として幸せを感じました。たくさんのおじさん俳優が出ていて、現場でそのおじさんたちの目が子供のようにキラキラしていました。そして、そこに渡辺謙という俳優の存在とその懐の大きさ、どういう風にシーンを作ろうかという姿勢。監督を中心にみんなで取り組んだ作品だなと思います。単なる刑事ドラマではなく、本当に一人ひとりの人間がそこにいるという、大きく深いドラマになっていると思います。どうか宜しくお願いします。


テレビ朝日開局50周年記念ドラマスペシャル
「刑事一代 平塚八兵衛の昭和事件史」6月20日(土)、21(日)21:00~放送
(スタッフ)
(原 作)          『刑事一代 平塚八兵衛の昭和事件史』
               佐々木嘉信 著/産経新聞社 編(新潮文庫刊)
(脚 本)         長坂秀佳
               吉本昌弘
(音 楽)         吉川清之
(監 督)         石橋 冠

(チーフプロデューサー)五十嵐文郎(テレビ朝日)
(プロデューサー)    藤本一彦 (テレビ朝日)
               中山秀一 (5年D組)
                大野秀樹 (5年D組)
(制 作)          テレビ朝日

(出 演)
平塚八兵衛    渡辺 謙

石崎 隆二    高橋 克実
小原 保      萩原 聖人
岩瀬厚一郎    小泉 孝太郎
吉崎 真由    相武 紗季
草間 毅彦    山本 耕史
平沢 咲子    木村 多江
平沢 貞通    榎木 孝明
森川 剛三    杉本 哲太
福永 忠夫    池内 博之
津山 貴之    平泉 成
柏木 正      小野 武彦
槙原 茂      宅麻 伸
北村雄一郎    永島 敏行
堀井 進      大和田 伸也
磯部 周吉    長門 裕之
森川八重子    余 貴美子
尾藤 和則    大杉 漣
平塚 つね    原田 美枝子
加山 新蔵    柴田 恭兵

                  ほか


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最終更新 2009/05/29 22:58
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