大賞は「臨月の娘」 第9回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞
第9回「テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞」 受賞が作品決定!

第9回となる今回、応募総数1570篇。その中から、今年は大賞1篇、優秀賞2篇が選ばれ、本日授賞式が行われた。大賞は、小山ひとみ氏の『臨月の娘』が、優秀賞には福島禎雄氏の『Exchange relations』と、淺川由香里氏の『たこあし』の2作品が受賞し、大賞には、賞金800万円、優秀賞には100万円が贈られた。
大賞を受賞した小山氏は「書く時間を与えてくれた家族に感謝します。」と受賞の喜びを述べた。大賞作品の「臨月の娘」は、10年前に別れた娘と父の思いを描いた作品で、今後テレビ朝日がドラマ化、放送する予定。
選考委員からの講評
今回の応募作品全般については「年々うまくなっているがパンチ力に欠ける。題材として身の回りの事が多く、主人公のいる世界の半径が小さくなってきているのが個人的には寂しい(井上氏)」。今回の受賞作品については、「ありふれた世界、オーソドックスな骨格ながら、生き生きと面白く描かれていて、作家の力を感じる(井上氏、岡田氏)」「大賞受賞作品は落ちまでよく出来ている。すぐにでもプロでいけるのでは?(井上氏)」「即戦力に近い。(岡田氏)」と、絶賛。両沢氏も、「最初のころは読み通すのが難しい作品も多かったが、最近はなくなった。3人ともうまい。しかし、今はテレビドラマにとって冬の時代。オリジナルドラマの企画成立が難しくなっている。これからいろいろな試練があると思うが乗り越えてがんばってほしい」と激励した。
この「テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞」は、現在第一線で活躍中の脚本家・古沢良太氏を輩出(第2回大賞受賞。主な作品:映画『ALWAYS 三丁目の夕日』2005年公開※日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞、ドラマ『ゴンゾウ~伝説の刑事』2008年7月放送(テレビ朝日)※第27回向田邦子賞受賞)。昨年、第8回大賞に選ばれた福田健一氏の作品『ゴーストタウンの花』は、桜庭ななみの主演でドラマ化され、好評を得ている。
第10回「テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞」募集開始!
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※記事中、誤って「昨年は大賞なし」とし、福田健一氏の「ゴーストタウンの花」が優秀賞を受賞としておりましたが、正しくは第8回大賞を受賞されています。大変失礼いたしました。お詫びとともに訂正させていただきます。2009/07/21
最終更新 2009/06/18 20:20