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フジテレビバラエティ宣言 萩本欽一を被告人に法廷劇

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昨年秋、BPO(放送倫理・番組向上機構)が発表した「最近のテレビ・バラエティ番組に関する意見」は、「バラエティとは何か」、「今後どのようなバラエティを制作したらいいのか」を放送局が、あらためて自問自答する大きな機会になった。

BPOからの、放送局に対する期待を込めた警鐘に、テレビ局は「番組」という形でメッセージを返す。同時に、視聴者には、今、バラエティの現場で何が起きているのか、そして、なぜバラエティは批判を受けるのか、バラエティ制作者は何を考え、どのような信念をもって制作しているのかを、テレビ局側がより深く伝えたいという思いから、この番組を企画・制作するに至っている。

この番組は、是枝監督の仮定「テレビのバラエティーがひんしゅくを買い続けている…犯人、萩本欽一である」に基づき、かつて出演したレギュラー番組の一週間の視聴率合計が100%を超えるなど、テレビのバラエティー史に華々しい功績を残したコメディアン・萩本欽一を被告人に仕立て、法廷劇として進行していく。

【萩本欽一コメント】
テレビが悪いと言われているけれど、“テレビはやっぱりおもしろい”と言わせないと…責任があるよな気がします。テレビだけでなく、産業も何でもそうだけど、成功は“発明と発見”だと思います。テレビは“発明と発見”がちょっと足りなくなってきましたね。『欽ドン』は、ある種の“発明と発見”だったんです。これからもバラエティをもっと変えようとする若者が増えてほしいし、また、バラエティ以外のジャンルにも “笑い”をはり倒していく人が増えると、バラエティがまた群を抜いてよくなっていくと思います。テレビには、たくさんの夢があるから、ずっと憧れの職業であってほしいんです。そのテレビの“さきがけ”をやっていたということで、僕はいつまでも偉そうな顔していられますからね(笑)。この番組を見て、やっぱりテレビっておもしろいと感じる若者が増えてほしいです。

【是枝裕和コメント】
土屋さんが、萩本さんのことを“破壊者”という言い方をされていたが“笑い”というものをいっぺん壊して本当にテレビ的なものに作りかえていった人だということが、話を聞いて非常によくわかりました。それは、自分がものを作る上で参考になる意見で大変おもしろかったんです。僕自身は、視聴率ときちんと向き合ったことがなかったので、視聴率と本気で向き合うということが、どういうことなのか非常に勉強になりました。萩本さんは“いい番組ってのは、よりたくさんの人々が見る視聴率が高い番組だ”とおっしゃっていたのですが、それってある種覚悟じゃないですか。僕は、良くも悪くも今までその“戦場”に立ったことはなかったのですが、その宿命を背負った人間の言葉というのは格好悪くなかったです。

チャンネルΣ『悪いのはみんな萩本欽一である』
3月27日(土)10:40~11:40(フジテレビ系)


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最終更新 2010/03/18 17:35
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